バスケ富樫勇樹を「全く止めることができなかった」 台湾クラブ絶賛の3P決勝弾「まるでカリー」
バスケットボールの男子日本代表主将として、パリ五輪の出場権獲得に貢献した富樫勇樹が、所属の千葉ジェッツでも大活躍だ。Bリーグと並行して参加する東アジアスーパーリーグの台北富邦(台湾)戦では、延長残り2秒から決勝の3ポイントシュートを決めて85-82の劇的勝利に貢献。台湾メディアから「まるでステフィン・カリー」と絶賛を浴びている。
東アジアスーパーリーグでも大爆発…3P決めまくり台湾が騒然
バスケットボールの男子日本代表主将として、パリ五輪の出場権獲得に貢献した富樫勇樹が、所属の千葉ジェッツでも大活躍だ。Bリーグと並行して参加する東アジアスーパーリーグの台北富邦(台湾)戦では、延長残り2秒から決勝の3ポイントシュートを決めて85-82の劇的勝利に貢献。台湾メディアから「まるでステフィン・カリー」と絶賛を浴びている。
日本と韓国や台湾、フィリピンの強豪が集まって戦う東アジアスーパーリーグ。18日に台北で行われた台北富邦戦で、千葉は一時15点差をつけられながら、82-79と逆転。延長残り13秒に富樫がスチールを許した上に3Pシュートを決められ同点とされるが、残り2秒の場面で走りながらパスを受けた富樫が、そのまま大きくジャンプして3Pロングシュート。これが決まって勝ち越し、チームを勝利に導いた。
試合途中からの出場となった富樫は、第4クオーターと延長で計6本の3Pシュートを決め、試合全体では18本中9本を成功。両軍トップの38得点という大活躍だ。
台湾のケーブルテレビ局「TVBS」は衝撃的なこのプレーを「試合後半に日本チームが投入した、身長わずか167cmのポイントガード富樫勇樹が、まるでステフィン・カリーが憑依したかのごとく大活躍」と報じ、試合後に台北富邦の許晋哲ヘッドコーチは「後半、富樫を全く止めることができなかった」と率直に語ったと伝えた。
記事はさらに、富樫がBリーグで日本人として初の年俸1億円を超える選手となったことを紹介。その上で許HCの「今回の試合はチームにとって大変いい学びの機会になった」「日本の後衛をいったいどのように守るかについては監督によって見方が違うと思うが、我々がどのようにしたら彼らと同じような攻撃ができるのか、考える価値がある」という言葉を伝えた。富樫の異次元の働きに、敵将は驚きを隠せなかったようだ。
(THE ANSWER編集部)