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大谷翔平の新天地に「適さない6チーム」 米メディアが指摘する隠れた事情…問題のない4球団は

ヤンキースは指名打者が重複、メッツは山本由伸が優先?

 3位は現在所属するエンゼルスで、所属した6シーズンのうち“損益分岐点”に近い年すら2度しかなかったこと、また現在のファームの充実度が「MLB最悪」であることを挙げ、やはり勝つチームには当面なり得ないとしている。


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 そして4位はヤンキースだ。「ヤンキースは2025年でなく、今すぐに先発投手を必要としている」として、今季はエースのゲリット・コール以外が軒並み不振だった先発陣の整備が最優先だと指摘。来季は投げられない大谷の優先度は低いと指摘している。

 もう一つの問題がジャンカルロ・スタントンの存在だという。ここ3年間で計90本塁打しているスラッガーの持ち場は大谷と同じ指名打者(DH)で「彼と大谷がどちらもDHになることはできない」とした。大谷を獲得するならスタントンの放出が不可避となるが「トレード、あるいは放出によるものだろうと、残り年俸の1億1600万ドル(約173億7800万円)をヤンキースが負担するのは避けられない。そうすると大谷の獲得にかかる“真の費用”は5億ドル(約749億円)を超えるだろう」とコスパの悪さがネックになる。

 5位は、大富豪のスティーブ・コーエン氏がオーナーのメッツ。こちらも獲得候補に名前が上がることは多いものの「DHを必要としているが、すでに左打者に大きく偏っている打線の中で、大谷はそのもう1人になる」として左打者の獲得には否定的だ。

 また、今季はナ・リーグ東地区で4位に沈んだメッツが来季優勝を狙おうとするなら、少なくとも来季は投手として復帰できない大谷は不適当だという。現在の先発ローテーションが千賀滉大に支えられていると指摘した上で「ブレイク・スネル、アーロン・ノラ、ヨシノブ・ヤマモト、エドゥアルド・ロドリゲス、ルーカス・ジオリト、ジョーダン・モンゴメリーまで、フリーエージェントの(先発投手の)選択肢が不足することはない。彼らの1人か、それ以上に全力を尽くしたほうが良いかもしれない」と伝えた。

 6位は来季緊縮財政となると報じられているパドレスだった。ここに名前が上がらなかった球団の事情について記事は「一部のチームは欠点を見つけるのが難しい。ロサンゼルス・ドジャースだけでなく、テキサス・レンジャーズ、シカゴ・カブス、そしてシアトル・マリナーズも同様だ。彼らがオオタニを獲得できれば、まあ、いいだろう。彼らはそうすべきだ」として、獲得の大きな障害はないとしている。日米で大注目となること必至の争奪戦。大谷が選ぶのはどこだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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