大坂、米国民的番組でナオミ節披露 司会者も“魅了”「まだちょっと現実離れな感じ」
テニスの全米オープンで男女を通じ、日本人シングルス初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)がアメリカの国民的番組に生出演。同じ番組に登場した男子シングルス王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との“全米王者2ショット”を自身のSNSに公開して話題を呼んでいたが、自身初のトーク番組では決勝でセリーナ贔屓の地元ファンから浴びせられたブーイングについて「悲しかったけれど、共感もできた」と語り、アメリカのお茶の間に品格と寛大さを示している。
ナオミ節は全米お茶の間へ、朝の人気番組「トゥデー」出演で司会者も“魅了”
テニスの全米オープンで男女を通じ、日本人シングルス初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)がアメリカの国民的番組に生出演。同じ番組に登場した男子シングルス王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との“全米王者2ショット”を自身のSNSに公開して話題を呼んでいたが、自身初のトーク番組では決勝でセリーナ贔屓の地元ファンから浴びせられたブーイングについて「悲しかったけれど、共感もできた」と語り、アメリカのお茶の間に品格と寛大さを示している。
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20歳で偉業を成し遂げた新女王のTVデビューの舞台は、やはり規格外だった。優勝から2日たった現地時間10日、米大手放送局「NBC」の看板番組「トゥデー」に大坂が登場した。
「私はこれまでトークショーに出たことがなかったので、ここに来られてハッピーなんです」
1952年に始まった朝の国民的番組が自身初のトーク番組出演となり、大きな笑顔を浮かべた大坂。全米制覇については「未だにちょっとシュールリアル(現実離れ)な感じだけど、徐々に実感が湧いてくると思う」と英語で天真爛漫なナオミ節を披露した。
幼少時からの憧れだったセリーナとの対戦については「実際はマイアミで一度対戦しているのですが、少し変な気持ちでした。今回はグランドスラムで子供の頃、彼女がグランドスラムの決勝でプレーするのを見てきたので。だから、本当に別物でした。この試合に入る時にはすごくナーバスになりました。コートに入る時には、ちょっとパニック状態になってしまったの」とお茶目に語ると、司会者からも笑いが起きた。
「でも、いったん試合に入ってしまったら、相手はセリーナとは感じなかった。いつもの相手と同じだったの」と集中力の高さを告白していた。