中国紙が驚く日本代表の“タレント力” チュニジア圧倒に驚嘆「三笘薫、鎌田大地がいなくても…」
サッカー日本代表は17日、チュニジア代表との国際親善試合(ノエビアスタジアム神戸)に2-0で勝利した。これで6-0と勝利した6月のエルサルバドル戦から6連勝。24得点5失点と相手を圧倒しているが、中国紙は大きくメンバーが変わった中でもチュニジアに快勝した点に注目し、「すでに技術、戦術が非常に成熟した完成したチームになっている」と称賛している。
日本代表の選手層の厚さに中国紙が注目
サッカー日本代表は17日、チュニジア代表との国際親善試合(ノエビアスタジアム神戸)に2-0で勝利した。これで6-0と勝利した6月のエルサルバドル戦から6連勝。24得点5失点と相手を圧倒しているが、中国紙は大きくメンバーが変わった中でもチュニジアに快勝した点に注目し、「すでに技術、戦術が非常に成熟した完成したチームになっている」と称賛している。
今回の10月2連戦には三笘薫、鎌田大地、堂安律ら主力が不在となっている日本だが、またしても強さを見せつけた。昨年6月に0-3と完敗しているチュニジアとの対戦。カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した相手に序盤からリズム良く攻めると、前半43分に古橋亨梧が先制点。後半24分には左サイドの久保建英のクロスを伊東純也が決めて、2-0で勝利した。
中国の地元紙「北京青年報」は、「日本が2-0でチュニジアに圧勝して親善試合6連勝」と報道。記事では「今回、森保監督は大幅に選手を入れ替え、これまで代表チームであまり出場してこなかった多くの選手を先発に用いた。今回は三笘薫、鎌田大地がいなかったが、これまでの何試合かでゴールを決めてきた新鋭のFW中村敬斗なども温存して(中村は13日のカナダ戦で負傷)、中山雄太、菅原由勢、旗手怜央、古橋亨梧といった選手を起用した」と出場メンバーの顔触れがこれまでの試合と変わっていたことを伝えた。
その上で、メンバーが大きく入れ替わっても、「日本チームはいつもの姿勢、いつものプレースタイルを貫き、1人1人の選手、各ライン、そして各コーチがいずれも森保監督の戦術を確実に把握し、統一されたやり方に従っていた」と組織として機能していた点を指摘。さらに「選手個人に技術的な面である程度の差はあるものの、全員の呼吸が合い、『誰を使っても必ず役割を果たす』状態にあって、日本代表チームはすでに技術、戦術が非常に成熟した完成したチームになっているのだ」「得点こそ多くはなかったが、非常に素晴らしい試合だった。日本チームは試合のリズム、主導権を完全に掌握していた」と続け、チームとしての完成度の高さを手放しで称賛していた。
(THE ANSWER編集部)