130回目のマラソン川内優輝がMGC後に奪った貫録の1位に反響「検査員の方が賞賛するような早さで…」
陸上の2024年パリ五輪マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われ、4位に入った36歳・川内優輝は魂の大逃げで沸かせた。一夜明けた16日、自身のX(旧ツイッター)で打ち明けたレース後の出来事が思わぬ反響を呼んでいる。
Xで報告「昨日のMGC後は久しぶりのレース後ドーピング検査」
陸上の2024年パリ五輪マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われ、4位に入った36歳・川内優輝は魂の大逃げで沸かせた。一夜明けた16日、自身のX(旧ツイッター)で打ち明けたレース後の出来事が思わぬ反響を呼んでいる。
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通算130回目のマラソンで号砲からいきなり飛び出した川内はハイペースを刻み、独走態勢でレースを展開。35キロで追いつかれたが、以降も集団で粘り、2時間8分57秒で優勝した小山直城、赤崎暁、大迫傑に次ぐ4位でゴールした。その走りはファンを沸かせたが、翌日、川内はXでレース後のエピソードを紹介した。
「昨日のMGC後は久しぶりのレース後ドーピング検査」と報告し、「最近、主要なマラソンで入賞を逃してばかりのため、事前と抜き打ちばかりでしたので事後検査は少し嬉しかったです」と4位入賞で検査を受けることを喜んだ。
ただ、ここからが130回のマラソンを走っている川内の真骨頂。「102回目の検査なので慣れたものです。検査員の方が賞賛するような早さで対象選手の中では最速で検査を終えることができました」と検査は“1着”で終えたことに胸を張った。
これにはファンからも「ドーピング検査タイムトライアルですね」「ドーピング検査も百戦錬磨」「101回目のプロポーズに続く、102回目の尿検査」と驚きと称賛の声が広がった。走り終えても驚きを与え続けるスタイルは、さすがと言うほかない。
(THE ANSWER編集部)