韓国の油断で優勝の台湾選手、12日後まさかの失態 今度は自分が油断でV逸「風邪で集中力が…」
今月まで開催された杭州アジア大会。1日に行われた男子ローラースケートの3000メートルリレー決勝では、韓国選手が金メダル目前でガッツポーズをする間に抜かれるまさかの出来事が生まれた。金メダルは台湾に転がり込んできたが、13日の国内大会で今度はその台湾選手が“油断”して優勝を逃したという。地元メディアが報じている。
台湾メディアが報じる
今月まで開催された杭州アジア大会。1日に行われた男子ローラースケートの3000メートルリレー決勝では、韓国選手が金メダル目前でガッツポーズをする間に抜かれるまさかの出来事が生まれた。金メダルは台湾に転がり込んできたが、13日の国内大会で今度はその台湾選手が“油断”して優勝を逃したという。地元メディアが報じている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
台湾のニュースチャンネル「三立新聞網」は「アジア大会の再現!台湾全国運動会で黄玉霖、『早すぎるバンザイ』で金を逃し、『集中力が落ちていた』」などと見出しを打って記事を公開した。
アジア大会では、韓国アンカーのチョン・チョルウォンがゴール目前で優勝を確信。両手を突き上げる万歳ポーズを取った。ところが、後ろから迫っていた台湾の黄玉霖が諦めず、懸命に左足を伸ばしてゴールイン。結果、台湾のタイムは4分5秒692、韓国のタイムは4分5秒702と、わずか0.01秒差で金メダルが台湾に渡った。
「神の一足」と地元メディアに称えられた黄玉霖だったが、今回の記事によると台南市で行われた全国運動会で「韓国選手と同じ過ちを犯し、ゴールライン前でバンザイをした結果、アジア大会でチームメイトだった趙祖政に逆転され、0.03秒差で金を逃した」と伝えられている。
レースは2人がほぼ同時にゴールイン。「VTRを見ると、趙祖政も『ゴールラインを踏む』動作をしており、黄玉霖が両手を高く挙げた瞬間に趙祖政が逆転で優勝していた」と報じられている。趙祖政が1分27秒172、黄玉霖が1分27秒202で、「黄玉霖は逆転の犠牲者となった」と表現された。
アジア大会からわずか12日後の出来事。思わぬ形で再び注目を浴びることになった黄玉霖は、試合後にフェイスブックを更新。「心配してくださり、ありがとうございます。競技では実にさまざまなことが起こります。アジア大会が終わって少し気持ちが緩んでいましたし、帰国後にはひどい風邪をひいて集中力が落ちていました。失敗をしてしまいましたが、これからも諦めない気持ちを持ち続けます。明日はリレーがあります。引き続きがんばります」とコメントを記したという。
(THE ANSWER編集部)