川内優輝と大迫傑の「言葉にならない物語」 大雨のMGCゴール直後、労う2人に注目「熱いな」
パリ五輪のマラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われた。36歳の川内優輝(AD損保)がスタートからレースを引っ張り一時は独走。最後は4位に終わったものの、ゴール直後に3位の大迫傑(Nike)と労い合うシーンも。ファンからは「どんな会話したのか聞いてみたい」などと注目を集めた。
35キロ付近まで独走した川内は4位、3位の大迫とゴール後…
パリ五輪のマラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われた。36歳の川内優輝(AD損保)がスタートからレースを引っ張り一時は独走。最後は4位に終わったものの、ゴール直後に3位の大迫傑(Nike)と労い合うシーンも。ファンからは「どんな会話したのか聞いてみたい」などと注目を集めた。
川内は折り返し地点を過ぎたあたりで、一時は2位に40秒ほどの差をつける大逃げを打った。ただ30キロ過ぎから大迫が2位集団を引っ張り追い上げると、35キロ過ぎに川内をとらえた。川内はその後もゴール前のスパート勝負まで先頭集団にくらいついたものの、優勝した小山直城(ホンダ)、赤崎暁(九電工)、そして大迫に続く4位に終わった。
大会の公式X(旧ツイッター)は、タオルを身体にかけた大迫が、川内に声をかけている1枚の写真を掲載した。ゴール直後、大迫が肩を触れて労ったシーン。大粒の雨を降る中、川内が大迫に気づいた瞬間の表情がとらえられている。
これにファンから「大迫さんと良い写真」「言葉にならない物語があるな 素晴らしい写真をありがとう」「どんな会話をしたのか聞いてみたい」「大迫さんと川内さんのツーショット熱いな」とコメントが続々と寄せられた。
川内はゴール後の取材で「大迫選手に勝ちたかった」と話していた。長年、マラソン界を盛り上げてきた2人。終盤まで順位を争う激闘を見せた。
(THE ANSWER編集部)