日本の自転車レースで海外選手が他選手の頭殴る暴挙 批判噴出「いじめ野郎」「レッドカードだ!」
アジア最高峰の自転車ワンデーレース・第30回ジャパンカップの前夜祭クリテリウムが14日、宇都宮市大通り周回コース33.75キロで行われ、リドル・トレックのエドワード・トゥーンスが40分59秒で優勝し、初の大会3連覇を飾った。しかし、レース直後にトラブルが発生。フィニッシュした選手が並走する別の選手の頭を叩き、処分を受けた。海外メディアが報じている。
ジャパンカップ前夜祭クリテリウムのフィニッシュ直後にハプニング
アジア最高峰の自転車ワンデーレース・第30回ジャパンカップの前夜祭クリテリウムが14日、宇都宮市大通り周回コース33.75キロで行われ、リドル・トレックのエドワード・トゥーンスが40分59秒で優勝し、初の大会3連覇を飾った。しかし、レース直後にトラブルが発生。フィニッシュした選手が並走する別の選手の頭を叩き、処分を受けた。海外メディアが報じている。
まさかのシーンだった。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」公式インスタグラムが紹介したのは1本の動画。フィニッシュした選手が並走する別の選手のヘルメットを右手で突然叩いた。殴られた選手は驚きの表情。コメント欄には「少なくとも失格か出場停止はあるでしょ?」「レッドカードだ!」「ペナルティだ」「何が起きた?」「アンプロフェッショナルないじめ野郎だ」「敬意がない」など批判が殺到したが、いったい何が起きたのか。
海外専門メディア「グローバル・サイクリング・ネットワーク」によると、叩いた選手はロット・ディステニーのマキシム・バンヒルス、叩かれた選手はマトリックス・パワータグのゲオルギオス・ブグラスだった。バンヒルスはレース中に起きたトラブルの報復だったと主張。しかし、チーム側は「バンヒルスの振る舞いを心から後悔している。マキシムとチームはレース後の彼の行為を謝罪したい」と声明を出したという。
失格にはならなかったものの、罰金やポイント減点の処分を受けた本人も「自分のやったことを心から後悔し、レースの陪審員にはすでに謝罪した。あの振る舞いは他のライダーの危険な行為に対する反応だったが、間違ったことだったことは分かっている」と素直に認め、かっとなったことを詫びたという。日本の自転車レースファンが集まる一戦で、まさかのハプニングが起きてしまった。
(THE ANSWER編集部)