佐々木麟太郎は「正真正銘のビースト」 元MLB選手も驚嘆、高校通算140HRの“パワー”に熱視線
高校通算140本塁打を誇り、26日のプロ野球ドラフト会議でも1位指名候補と見られていた佐々木麟太郎内野手(花巻東高)が米国の大学への進学希望を表明したのを受け、現地でも注目度が高まっている。米メディアの番組に出演した2人の元MLB選手も、「かなりのパワーで全方向に打てる」「彼は正真正銘のビーストな左打者だ」と興味を示している。
米大学進学希望表明を受けて米番組で特集
高校通算140本塁打を誇り、26日のプロ野球ドラフト会議でも1位指名候補と見られていた佐々木麟太郎内野手(花巻東高)が米国の大学への進学希望を表明したのを受け、現地でも注目度が高まっている。米メディアの番組に出演した2人の元MLB選手も、「かなりのパワーで全方向に打てる」「彼は正真正銘のビーストな左打者だ」と興味を示している。
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高校野球界を代表するスラッガーに、早くも米国から熱い視線が注がれている。MLB公式サイトが特集したのに続き、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」の公式X(旧ツイッター)も、「リンタロウ・ササキ――日本のプリンス・フィールダー?」とつづり、佐々木に注目。番組にはMLB通算218本塁打のトッド・フレイジャー氏と、捕手としてMLB9球団を渡り歩いたエリック・クラッツ氏が出演し、若き日本人スラッガーについて熱弁を振るった。
番組で佐々木麟太郎がNPBドラフトに志願届を出さず、米大学進学を目指すことを伝えた投稿が紹介されると、フレイジャー氏は「日本の高校記録の140本塁打を放っている。これはリトルリーグの数字だ。この男の動画を見たが、オーマイガー! かなりのパワーで全方向に打てる。まさにプリンス・フィールダーのようだ」と絶賛。さらに「体もできているし、スイングも速い。考えてみてくれ。私は高校時代に27本のホームランを打った。みんな『アンビリバボー!』って感じだったよ。彼は4年間(実際は3年間)で140本塁打を打っているんだ」と称賛の言葉を並べた。
これに対しクラッツ氏も「彼らはコウシエントーナメントもプレーする。負けたら終わりのトーナメントだ。マサ(田中将大)がいつもその大会について話していた」と、ヤンキース時代の同僚の名前を出しながら日本の高校年代について言及。続けて「南カリフォルニア大から出て、1巡目で指名されたジェフ・クレメントが米国の高校本塁打記録を持っていた。72か73本だったかな。最近塗り替えられたけど。この男はその倍だって? 彼は正真正銘のビーストな左打者だ。彼が大学でプレーするところが楽しみだ」と、渡米後のさらなる活躍を期待していた。
(THE ANSWER編集部)