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大谷翔平を「表現する形容詞が尽きた」 元ヤンキースの英雄ジーター、復帰後の二刀流継続に持論

エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者としては44本塁打で日本人初のキングに輝き、投手としても8月に右肘を痛めるまで10勝を挙げた。プロ入りから続けてきた“投打二刀流”としては大きな成果を残したシーズンだったと言える。これについて通算3465安打で、野球殿堂入りもしているデレク・ジーター氏(元ヤンキース)が絶賛。さらに「復帰して続けられることを願っている」と故障が癒えた後の継続を願った。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ベン・バーランダー氏のポッドキャストに出演「彼はユニコーン」

 エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者としては44本塁打で日本人初のキングに輝き、投手としても8月に右肘を痛めるまで10勝を挙げた。プロ入りから続けてきた“投打二刀流”としては大きな成果を残したシーズンだったと言える。これについて通算3465安打で、野球殿堂入りもしているデレク・ジーター氏(元ヤンキース)が絶賛。さらに「復帰して続けられることを願っている」と故障が癒えた後の継続を願った。


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 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に出演して語ったもの。

 バーランダー氏に大谷について問われたジーター氏は「彼はユニコーンだ。素晴らしい野手になるだけでも、素晴らしい投手になるだけでも十分難しい」とした上で、「それを両方できるのはとても驚異的なことだ。自分は経験したことがないから本当に分からない。彼を表現する形容詞が尽きてしまった」と、前人未到の二刀流でプレーし続けたことに賛辞を贈った。

 先発投手のルーティンについて触れ「4日間休みを取るには理由がある。君のお兄さん(アストロズのジャスティン・バーランダー)に聞けば分かるだろう。次の先発に備えて体を休ませないといけない」とし、その間も野手として試合出場を続ける大谷について「彼はダブルヘッダーの初戦で1安打完封して、第2戦で2本ホームランを打った。そんなのは聞いたことがないよ」と驚きを隠さない。

 ただ、肉体への負担が大きすぎるのではないかとジーター氏は危惧しているようだ。バーランダー氏からの「継続できるものだと思うか」という問いには「彼が怪我をした今となっては簡単な質問だ」と、ずっと続けるのは難しいのではないかという視点を披露。その上で「しかし、1人のファンの視点として、そう(二刀流の継続)であることを願っている」と、右肘が癒えてから再び投打の両方で一線級であり続けることを期待した。

(THE ANSWER編集部)



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