大坂なおみ、セリーナを「たじろがせた選手を見たことがない」 往年の名手が絶賛
テニスの全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)は女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦し、6-2、6-4でストレート勝ち。男女シングルス日本人史上初のグランドスラム(GS)優勝の快挙を成し遂げた。GS優勝18度を誇る女子テニス界のレジェンドは、セリーナを圧倒したその実力を高く評価している。大会公式サイトが伝えている。
GS通算優勝18度のクリス・エバート氏が大坂のテニスを絶賛
テニスの全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)は女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦し、6-2、6-4でストレート勝ち。男女シングルス日本人史上初のグランドスラム(GS)優勝の快挙を成し遂げた。GS優勝18度を誇る女子テニス界のレジェンドは、セリーナを圧倒したその実力を高く評価している。大会公式サイトが伝えている。
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セリーナの主審への抗議、ラケットを叩きつけて破壊、コート上での号泣など、女王が自滅した印象が強くなってしまった決勝だが、セリーナを追い込んだ大坂のパワフルなテニスは新女王にふさわしいものだ。
大会公式サイトは「ナオミ・オオサカが新世代に」と題して試合をレポートしている。
記事では「オオサカは36歳の相手を押し込み、彼女のキャリアに捧げる大きなトロフィーを手にした。1時間19分の決勝を制し、女子テニスの歴史の一部になった」として16歳の年の差対決で、大坂がセリーナを圧倒したことを紹介。そして女子テニス界のレジェンドで、現在は米放送局「ESPN」のコメンテーターを務めるクリス・エバート氏のコメントを紹介している。
「私はかつてナオミのようにセリーナをたじろがせた選手を見たことがない。新しい時代だ。彼女はその先頭に立っている」とGS通算23勝を誇るセリーナをねじ伏せた大坂のプレーに舌を巻いている。
実際に大坂はセリーナの倍となる6本のサービスエースを決め、アンフォーストエラーの数も14本に対し、セリーナは21本。セリーナが自滅していったのも、大坂のクレバーかつパワフルなプレーがあってこそだ。実力で勝ち取った頂点。20歳の未来は明るく広がっている。
(THE ANSWER編集部)