バレー日米決戦は「ジェットコースター」「スリル満点」 フルセット激闘に海外メディアが称賛
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で日本代表は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。8日は世界ランク2位の米国と最終戦を行い、敗れたものの2-3とフルセットを戦った。海外メディアは「スリル満点の5セットでファンを喜ばせる」「ジェットコースターのようなマッチ」などとこの試合を伝えた。
パリ五輪予選兼ワールドカップ
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で日本代表は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。8日は世界ランク2位の米国と最終戦を行い、敗れたものの2-3とフルセットを戦った。海外メディアは「スリル満点の5セットでファンを喜ばせる」「ジェットコースターのようなマッチ」などとこの試合を伝えた。
7日のスロベニア戦に3-0で勝利し、来年開催のパリ五輪出場を決めた日本。米国との一戦は大幅にスタメンを入れ替え、宮浦健人が両軍最多の27得点をたたき出すなど躍動。敗れたもののフルセットを戦い抜き、出番の少なかった選手たちも経験を積んだ。
スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」は「進出決めた米国と日本がスリル満点の5セットでファンを喜ばせる」との見出しで記事を掲載。ともに五輪切符を獲得していた両チームの対戦だったことを踏まえつつ「楽しくスリル満点の試合で東京・代々木第一体育館のファンをもてなした。このジェットコースターのようなマッチに米国は勝利し、無敗のまま最後の順位表でもトップに立った」と伝えた。
「両監督は今大会最後の試合を、ここまでの8日間であまり出場機会がなかった選手たちにプレータイムを与える機会として使った」と記事では両チームの選手が経験を積んだ一戦であったと指摘。その中で、勝った米国が日本を上回った得点要素はブロッキングだけだったとし、「アタックでは両チームは同等(64-64)で、サーブ(エースが6-2)、アンフォーストエラー(27-30)では開催国のほうが優れていた」と称えていた。
(THE ANSWER編集部)