世界を騙した高橋藍のスーパープレーに広がる驚き 相手2人の裏をかく「タカハシの完璧な魔法」
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で日本代表は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。第2戦のエジプト戦で敗れながら4連続ストレート勝ちで自力出場を確定。ここではW杯期間中に生まれ、話題になったさまざまな名場面や珍場面を振り返る。今回は高橋藍が世界を騙した背面ショット。数々のスーパープレーが生まれた中でも特に際立つワンシーンだった。
バレーボールW杯で話題になった名場面&珍場面を振り返る
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で日本代表は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。第2戦のエジプト戦で敗れながら4連続ストレート勝ちで自力出場を確定。ここではW杯期間中に生まれ、話題になったさまざまな名場面や珍場面を振り返る。今回は高橋藍が世界を騙した背面ショット。数々のスーパープレーが生まれた中でも特に際立つワンシーンだった。
驚きのプレーは初戦から生まれた。9月30日のフィンランド戦、第2セット。展開されたラリーで左サイドでトスを受けた高橋だったが、スパイクを打つと見せかけてネットに背を向けるようにして右手を振り抜いた。ブロック2枚も反応できず、サイドライン際に落ちてポイント奪取。ネット上でも「背面打ちとか試合で初めてみたwww」「背中に目がついてる」「あれノールック? 天才すぎんか」などと驚きの声が続出した。
スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」の放送局「VB.TV」では、実況アナウンサーが「オー、なんてフィニッシュだ! ラン・タカハシによる完璧な魔法だ!」「オー! これは私が今年見た中で最高のショットだ!」などと感嘆。海外ファンからも「これは常軌を逸している!」「バレリーナ・ラン」との声が上がるなど、世界のバレーボールファンを驚かせる一撃だった。
もちろん高橋のみならず、石川祐希の抗議後の怒りのサービスエース、小野寺太志のワンハンドトス、セッター関田誠大のブロック&スパイク、山本智大の胸レシーブなど数々のスーパープレーが生まれ、ファンにとっても記憶に色濃く刻まれた。
(THE ANSWER編集部)