サッカー韓国、兵役免除叶う金メダルに歓喜爆発 日本撃破の価値を韓国紙強調「人生を変える賞」【アジア大会】
杭州アジア大会は7日、男子サッカー決勝で日本が韓国に1-2で逆転負けし、2大会連続の銀メダルに終わった。一方、3連覇を達成した韓国は金メダル獲得により選手は兵役免除に。韓国紙はこの勝利を「人生を変える賞になる可能性がある」と伝えている。
男子決勝は韓国2-1日本
杭州アジア大会は7日、男子サッカー決勝で日本が韓国に1-2で逆転負けし、2大会連続の銀メダルに終わった。一方、3連覇を達成した韓国は金メダル獲得により選手は兵役免除に。韓国紙はこの勝利を「人生を変える賞になる可能性がある」と伝えている。
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試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間、韓国代表の選手たちはピッチ上やベンチ前で歓喜を爆発させた。試合は前半2分に日本のFW内野航太郎に早々に先制点を決められる展開となったが、徐々に圧力を強めた韓国がゲームを支配。同27分にFWチョン・ウヨン、後半11分にはチョ・ヨンウクが得点し、韓国が逆転で3連覇を達成した。
金メダル獲得を受けて、韓国紙「中央日報」英語版は「アジア大会での金メダルにより、韓国の選手たちは兵役免除を得た」と報道。「アスリートにとっては、兵役により韓国に戻る必要なく国際的なキャリアを自由に模索できるため、これは人生を変える賞になる可能性がある」と伝えた。
韓国は今大会に向けてイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)やチョン・ウヨン(シュツットガルト)ら海外組を招集し、オーバーエイジ枠も活用する本気モード。選手にとっては金メダル獲得で兵役免除となることは大きく、同紙も「ドラフトやフリーエージェントなどではなく、個人契約や定期的な移籍を繰り返すサッカー選手にとっては特に、将来最大2年間の強制的な中断の影響を受けずに契約交渉ができることは、キャリア全体を変え得ることだ」と説明した。
前回の2018年大会でも、決勝で三笘薫(ブライトン)らを擁した日本と激突し、2-1で勝利して金メダルを獲得した韓国。「トッテナムのソン・フンミンとバイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェは2018年のアジア大会で兵役免除を得た」と当時出場していた現A代表の主力メンバーの名前を挙げながら、アジア大会金メダルの価値がいかに大きいものなのかを伝えている。
(THE ANSWER編集部)