引退のロッテ名物アナウンス担当・谷保恵美さん、レギュラーS最後の一言で涙 美声届けて2100試合
プロ野球・ロッテは7日、本拠地ZOZOマリンで行われたオリックス戦に1-4で敗れた。試合後、引退を発表している名物場内アナウンス担当・谷保恵美さんへ吉井監督、選手から花束が贈呈された。レギュラーシーズン最終戦の最後のアナウンスでは、思わず涙するシーンもあった。
ロッテの本拠地で33年間場内アナウンスを担当
プロ野球・ロッテは7日、本拠地ZOZOマリンで行われたオリックス戦に1-4で敗れた。試合後、引退を発表している名物場内アナウンス担当・谷保恵美さんへ吉井監督、選手から花束が贈呈された。レギュラーシーズン最終戦の最後のアナウンスでは、思わず涙するシーンもあった。
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レギュラーシーズンでは最後となった本拠地・ZOZOマリンでの試合後、吉井監督や選手たちが場内を一周。ファンにサインボールを投げ入れた。セレモニーの最後に谷保さんは「レギュラーシーズン最後となりました、また、今シーズン中に皆さまがこの球場にいらしていただけることを願っております。今まで、ありがとうございました」と涙も見せながら最後のアナウンスを行った。
この日がちょうど公式戦のアナウンス担当2100試合目だった。その後、グラウンドに呼ばれた谷保さんに、吉井監督、益田、中村奨から花束が渡され、ナインと記念撮影。マリーンズファンが詰めかけたライトスタンドからは「谷保コール」が送られた。
ロッテはソフトバンク、楽天とのCS争いの真っ只中。谷保さんのアナウンスは、CS、日本シリーズで聞ける可能性が残っている。
■谷保 恵美(たにほ・えみ)
1966年5月11日生まれ。北海道帯広市出身。帯広三条高では野球部マネージャー。札幌大女子短大に進学後も札幌大野球部のマネージャーを務める。90年にロッテオリオンズ入社。91年から2軍の球場アナウンスを担当する。94年からは主に1軍本拠地を担当し、96年10月1日の近鉄25回戦以後は1試合も休むことなく連続担当を継続中。今季で場内アナウンス担当33年目だった。右投右打。
(THE ANSWER編集部)