田澤純一、16年ぶりに日本代表で登板 中国戦で1回無失点の好投、日本の銅メダル獲得に貢献
中国・杭州で行われているアジア大会は7日、野球の3位決定戦で「侍ジャパン」社会人代表が中国と対戦。4-3で勝利し、銅メダルを獲得した。米大リーグ・レッドソックスなどでプレーした田澤純一投手(ENEOS)が6回に登板。日本代表としては2007年の「第37回IBAFワールドカップ」以来、16年ぶりの登板となり、1回1安打無失点で役目を果たした。
杭州アジア大会
中国・杭州で行われているアジア大会は7日、野球の3位決定戦で「侍ジャパン」社会人代表が中国と対戦。4-3で勝利し、銅メダルを獲得した。米大リーグ・レッドソックスなどでプレーした田澤純一投手(ENEOS)が6回に登板。日本代表としては2007年の「第37回IBAFワールドカップ」以来、16年ぶりの登板となり、1回1安打無失点で役目を果たした。
田澤は2-3と1点ビハインドの6回に登板。先頭打者を三ゴロに打ち取るが、続く打者には中前打を浴び、盗塁も許して1死二塁のピンチに。しかし落ち着いて後続を三ゴロ、投ゴロと続けて打ち取った。
37歳の田澤はENEOSに所属していた2007年、IBAFワールドカップに参加。2008年にNPBを経ずにレッドソックスとメジャー契約を結んだ。メジャーで通算388試合に登板。日本の独立リーグ、台湾、メキシコなどでもプレーし、2022年に古巣のENEOSに復帰した。
日本は8回に2点を取って逆転。最後は今月40歳の誕生日を迎える佐竹功年投手(トヨタ自動車)が中国打線をきっちり抑えた。中国には3日のセカンドラウンドで0-2の完封負けを喫していたが、アウェーの雰囲気の中で日本がメダルを掴んだ。
(THE ANSWER編集部)