女子バスケ日本の死闘に「泣けた」 最大17点差から残り13.8秒で同点…中国に惜敗もネット感動「胸熱」【アジア大会】
中国・杭州で行われているアジア大会は5日、バスケットボール女子の決勝が行われ、世界ランキング9位の日本は同2位の中国と対戦し72-74で敗れ、25年ぶりの金メダルはならなかった。悔しい銀メダルに終わったものの、最大17点差から追い上げた戦いぶりに日本人ファンも興奮。ネット上で「胸熱の試合だった!」「林選手のスリーポイントシュートには泣けたわ」など感動の声が上がった。
杭州アジア大会
中国・杭州で行われているアジア大会は5日、バスケットボール女子の決勝が行われ、世界ランキング9位の日本は同2位の中国と対戦し72-74で敗れ、25年ぶりの金メダルはならなかった。悔しい銀メダルに終わったものの、最大17点差から追い上げた戦いぶりに日本人ファンも興奮。ネット上で「胸熱の試合だった!」「林選手のスリーポイントシュートには泣けたわ」など感動の声が上がった。
2006年ドーハ大会から4大会連続銅メダルの日本は、金メダルを獲得した1998年大会以来の決勝の舞台。世界ランキング2位の中国には試合直後から地元の大歓声が起き、日本にとっては完全アウェーでの一戦となった。2021年の東京五輪銀メダルメンバー7人を擁する日本は、星杏璃がコンディション不良のため欠場。フリースローの際にブーイングが鳴り響くなど、異様な雰囲気の中で序盤から劣勢を強いられ、第2Q途中には一時、18-35と17点差をつけられてしまう。
だが、そこから平下愛佳、林咲希が連続で3ポイントを決めて流れを掴むと40-45でハーフタイムへ。一進一退の攻防の中、51-57で迎えた第4Qに日本が底力を見せる。高田真希らが得点を重ねて徐々に点差を縮めていくと、69-72で迎えた残り13.8秒で林が値千金の3ポイントシュートを決めて72-72の同点に。大逆転への期待が高まったが、残り9秒で中国に得点を許し72-74で敗れた。
25年ぶりの金メダルを逃した中、ネット上には悔しい言葉とともに日本の奮闘を称える声が並んだ。
「すげーアツい試合をありがとうございます」
「最後までいい試合だった」
「胸熱の試合だった!」
「最後のスリーやばすぎた」
「負けたけどその姿に感動した」
「価値ある銀メダルおめでとうございます」
「追い上げすごいし、林選手のスリーポイントシュートには泣けたわ」
「林選手のスリーで同点は痺れた!」
「決勝に相応しい試合やった」
土壇場で林が決めた3ポイントシュートをはじめ、最大で17点差をつけられながら、最後まで諦めなかった日本の戦いぶりは多くの人の心を揺さぶったようだ。
(THE ANSWER編集部)