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大坂なおみ、快進撃の裏で女子レジェンドの金言が米話題「この言葉に泣けてくるよ」

テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本女子史上初の4大大会決勝進出を成し遂げた。歴史的な偉業を後押しした女子テニス界のレジェンドの金言が米国で話題を呼んでいる。

日本女子史上初の4大大会決勝進出を成し遂げた大坂なおみ【写真:AP】
日本女子史上初の4大大会決勝進出を成し遂げた大坂なおみ【写真:AP】

準々で涙した大坂にビリー・ジーン・キングがエール「自分でいること恐れないで」

 テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本女子史上初の4大大会決勝進出を成し遂げた。歴史的な偉業を後押しした女子テニス界のレジェンドの金言が米国で話題を呼んでいる。

「ビリー・ジーン・キングがナオミ・オオサカにアドバイス」と特集したのは、全米オープンの公式サイトだった。大坂はキーズを破る前、準々決勝でレシア・ツレンコ(ウクライナ)相手に6-1、6-1のストレート勝ちを収めていた。だが、この試合後の大坂はいつもの快活さが見られなかった。喜ぶ素振りを見せることなく、ツレンコと健闘を称える握手をした。

「私は喜ばなかったの。なぜなら、以前ちょっと泣いた時に、みんなにからかわれたから。だから、ネットにすぐに向かったの」

 記事によると、大坂はこう語ったという。4回戦のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)とのフルセットの死闘後には感情的になり、涙する場面もあった。このシーンを周囲にからかわれたことを気にしていた。だが、天真爛漫ぶりも魅力な大坂に、グランドスラム優勝12回の元女王、ビリー・ジーン・キング氏がエールを送っていたという。

「ナオミ・オオサカへ 私は全米オープンでの勝利後に泣いたことをからかわれたことに、深い悲しみを感じます。絶対に何があっても自分自身でいることを恐れないで」

 ツイッターで大坂にこんなメッセージを呼びかけた。あまりに偉大な功績から全米オープンの大会場が「ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター」と名付けられるほどの偉人は大坂の純粋なパーソナリティを愛しているようだった。キング氏の言葉はツイッター上で大きな感動を呼んでいる。

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