大坂なおみは「セリーナを倒せる」 敗退の錦織がエール「素晴らしいテニスしてる」
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは7日(日本時間8日)、男子準決勝で世界ランク19位の錦織圭(日清食品)が元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。3-6、4-6、2-6のストレート負けで2014年大会以来、2度目の決勝進出を逃した。女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)との決勝戦に挑む女子シングルス世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)とアベックファイナル進出の偉業は果たせなかったが、運命の大舞台に挑む大坂について「セレーナを倒せる」と優勝の太鼓判を押している。
錦織が敗退後の記者会見で大坂へエール
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは7日(日本時間8日)、男子準決勝で世界ランク19位の錦織圭(日清食品)が元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。3-6、4-6、2-6のストレート負けで2014年大会以来、2度目の決勝進出を逃した。女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)との決勝戦に挑む女子シングルス世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)とアベックファイナル進出の偉業は果たせなかったが、運命の大舞台に挑む大坂について「セレーナを倒せる」と優勝の太鼓判を押している。
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天敵相手に圧倒された。第1セット第2ゲームでブレークを許すと、主導権をジョコビッチに掌握された。フォアハンドの精度を欠き、ミスも相次ぐなど、相性最悪の元王者に14連敗となった。
試合後の会見場。「ジョコビッチが今夜強すぎた?」との厳しい質問に錦織は完敗を認めた。
「そうですね。彼はとても隙がなかった。全てに渡って…。リターン、サービス、グランドストロークもアグレッシブだった。彼についていくエネルギーがなかった。サイドからサイドまで振られて、彼に対抗するのは簡単ではなかった」
こう振り返り、悔しさを押し殺した錦織。2014年大会は準決勝でジョコビッチを倒し、日本人史上初のグランドスラム決勝に進んでいた。4年前の再現はならず、大坂との日本人決勝同時進出という歴史的な快挙は実現しなかった。