9000キロ先まで広がった北朝鮮サッカー蛮行の波紋 英紙まで断罪「審判を攻撃した衝撃の瞬間だ」【アジア大会】
中国・杭州で行われているアジア大会の男子サッカー準々決勝で、北朝鮮の選手が日本代表に対して見せた“蛮行”が国際的な非難を浴びている。杭州からおよそ9000キロ離れた英国でも、同国紙「ザ・サン」が「ショッキングな瞬間」と大きく報じた
杭州アジア大会の男子サッカー準々決勝、日本戦で大騒動
中国・杭州で行われているアジア大会の男子サッカー準々決勝で、北朝鮮の選手が日本代表に対して見せた“蛮行”が国際的な非難を浴びている。杭州からおよそ9000キロ離れた英国でも、同国紙「ザ・サン」が「ショッキングな瞬間」と大きく報じた
1日に行われた準々決勝は、日本が北朝鮮に2-1で勝利。1-1で迎えた後半、日本が得たPKをMF松村優太が決めて、これが決勝点となった。北朝鮮の選手は反則ではないと抗議したものの、判定は変わらず。さらに試合後には、北朝鮮の選手が集団で主審を取り囲み、追いかけまわして抗議した。
英紙「ザ・サン」は「日本に1-2で敗戦したカオスな試合終了後、北朝鮮の選手が審判と小競り合いになるショッキングな瞬間」との見出しで報道。本文では「これは北朝鮮のサッカーのスターたちが日本に敗れた後、審判を攻撃した衝撃の瞬間だ」と切り出すと、「キャプテンのチャン・ククチョルと同僚のキム・キョンソクは、杭州での試合終了のホイッスルの後に猛然と抗議し、審判のラスタム・ルトフリンの腕をグイッと押した」「このウズベキスタン人の審判は後ろに下がっていこうとするが、選手たちは彼を追いかけ、補助審判やセキュリティースタッフが間に入ろうと駆け寄った」と試合後の騒動を描写した。
また後半35分のPKシーンについても、「北朝鮮チームは、ゴールキーパーのカン・ジュヒョクがジュン・ニシカワの腕を引っぱたいた時にPKを与えたルトフリンの決断に激怒していた」「GKは即座に首を振ってフラストレーションを露わにし、両腕を振って審判に抗議していた」と紹介。「このシーンは拡散されて話題となり、世界中のファンがすぐに北朝鮮選手の行動を非難した」と、フェアプレーを無視した振る舞いの波紋が広がっている。
(THE ANSWER編集部)