女子バスケ日韓戦後の「友情」が話題 韓国選手に花束を贈った日本の粋な行動を韓国絶賛
中国・杭州で行われているアジア大会で3日、女子バスケットボールの準決勝が行われ、日本が韓国に81-58で圧勝し決勝へ進んだ。試合後、この大会を最後に代表から退く意思を示している韓国のキム・ダンビに、日本の選手が花束を渡して記念撮影。韓国メディアは「宿命の日韓戦と言われるが、選手同士は尊敬の念を忘れていない」と伝えている。
杭州アジア大会…女子バスケの試合後に見られた美しい光景
中国・杭州で行われているアジア大会で3日、女子バスケットボールの準決勝が行われ、日本が韓国に81-58で圧勝し決勝へ進んだ。試合後、この大会を最後に代表から退く意思を示している韓国のキム・ダンビに、日本の選手が花束を渡して記念撮影。韓国メディアは「宿命の日韓戦と言われるが、選手同士は尊敬の念を忘れていない」と伝えている。
韓国のバスケットボール専門メディア「ジャンプボール」が「花束は友情の賜物…キム・ダンビに日本選手から突然の贈り物」という記事を掲載。「14本の3点シュートを許した屈辱的な敗北」と試合を評する一方で、「スポーツマンシップも確認できた。試合終了後、キム・ダンビは日本のベンチに向かい、日本の選手と笑って挨拶を交わしたこと。その後日本の選手は、準備した花束をプレゼントし、記念撮影も行った」と、美しいシーンとして紹介した。
33歳のキム・ダンビは、まだ20歳だった2010年にチェコ・ブルノで行われた女子ワールドカップで初めてフル代表に選ばれ、長年活躍してきた選手。記事は「日本の選手とは、国際大会だけでなく所属するチームの練習試合でも多くの対決を繰り広げた。競争相手を代表する選手に日本の選手たちが手渡した花束には、キム・ダンビがここまで積み重ねてきたキャリアに対する尊敬の念が込められているのではないか」とした。
さらに、5日に北朝鮮との間で行われる3位決定戦が「キム・ダンビが有終の美を収める機会として残る。ライバル国の選手に花束を受けたキム・ダンビは、銅メダルで長い代表でのキャリアを終えられるだろうか」と、代表最後の一戦でのメダル獲得に期待している。
(THE ANSWER編集部)