女子まで北朝鮮サッカーが悪質プレー連発 韓国選手が告発「あまりにマナー欠如」「審判も懲戒を」
中国・杭州で行われているアジア大会で、北朝鮮のサッカーチームの行動が物議を醸している。日本との準々決勝で敗れた際に、日本の治療スタッフや審判への“威嚇”を見せた男子だけではなく、女子チームも韓国戦でラフプレーを連発。これに韓国選手から悲鳴が上がっている。
杭州アジア大会で南北対決…韓国メディア伝える
中国・杭州で行われているアジア大会で、北朝鮮のサッカーチームの行動が物議を醸している。日本との準々決勝で敗れた際に、日本の治療スタッフや審判への“威嚇”を見せた男子だけではなく、女子チームも韓国戦でラフプレーを連発。これに韓国選手から悲鳴が上がっている。
韓国紙「毎日経済」が伝えたもの。9月30日に行われた準々決勝で、韓国は北朝鮮に1-4で敗れた。前半は1-1で終えたものの、FWソン・ファヨンの退場が響き、10人で戦った後半に3失点を許した。この過程では、北朝鮮の荒いタックルがもとで何度も試合が中断、両チームがもみ合いになるほどだったという。
同紙によれば韓国MFのチ・ソヨンは「今日の試合は本当に、審判の能力と資質を疑うほどの試合だった」「サッカーをしてきて、このように不公正な試合は初めてだった」と言い切っている。
「ビデオ判定(VAR)があったら、退場になるほどのタックルを私も受けた」と北朝鮮のラフプレーを告発。「私も理性を失うかのような試合だった」「審判も懲戒されなければならない」としている。
北朝鮮のプレーに対しても、ストレスがたまっているようだ。「北朝鮮とはまたすぐに試合があり、よりよい雰囲気に持っていきたかったが難しい試合だった。プレーだけでなく、あまりにもマナーがないのでとても大変だった」「次の対戦では、今日とは違った様相でなければいけない」と続けている。
韓国は10月26日から行われるパリ五輪の2次予選で、北朝鮮と同じグループBに入っている。次はどんな展開になるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)