里崎智也が選んだ大谷翔平の今季ベストHRは第3号 理由は打った相手「序盤だったので特に印象的」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王を獲得した。元ロッテ・里崎智也氏はその中から今季ベスト本塁打を選出。4月9日(同10日)にブルージェイズ・菊池雄星投手から放った3号を選んだ。
4月9日に菊池雄星から放ったホームラン
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王を獲得した。元ロッテ・里崎智也氏はその中から今季ベスト本塁打を選出。4月9日(同10日)にブルージェイズ・菊池雄星投手から放った3号を選んだ。
今見ても、この時の興奮が甦ってくる。4月9日の本拠地ブルージェイズ戦、3-0とリードして迎えた3回1死一塁。大谷は菊池が投じた4球目のスライダーをコンパクトに振り抜いた。内角へのボール球だったが、打球は逆方向へとグングン伸び、左中間フェンスを越える3号2ランとなった。打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)。花巻東の先輩に痛烈な一発をお見舞いした。
ABEMAに登場した里崎氏はこの一本を今季ベスト本塁打に選出。「花巻東の先輩・菊池雄星から左中間に打ち、日本人対決というところもあり、花巻東の先輩後輩がメジャーで対戦して打ってホームランであり、序盤だったので特に印象的でした」と理由を語った。
さらに「今、活躍している日本人投手も来年から海を渡って複数行く可能性がある。日本人対決が当たり前の感覚のメジャーリーグも増えて来る。来年の日本人対決も楽しみなところ」と来季以降に期待を込めた。
また、今季の大谷については「バットの長さを変えたり、グリップの位置を下げたりという、ちょっとしたマイナーチェンジはもちろんあるけど、大きなモデルチェンジはなかった。着実にやってきた取り組みがホームランの数が増えたことにつながった」と総括した。
(THE ANSWER編集部)