「凱旋門賞史上最高の一つに入る勝ち方だ」 日本馬ら蹴散らした6戦6勝エースインパクトに海外メディア衝撃
海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、ロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。4着に入った日本馬スルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)ら他馬を圧倒し、6戦6勝、仏ダービーに続くG1・2勝目となった。その衝撃的なパフォーマンスに、海外メディアから称賛が吹き荒れている。
凱旋門賞でスルーセブンシーズらを圧倒
海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、ロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。4着に入った日本馬スルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)ら他馬を圧倒し、6戦6勝、仏ダービーに続くG1・2勝目となった。その衝撃的なパフォーマンスに、海外メディアから称賛が吹き荒れている。
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102度目のフランス競馬の祭典は、エースインパクトの度肝を抜く末脚が彩った。道中後方を追走した地元の1番人気は直線で外に出すと、C.デムーロの手綱に導かれ、馬群を一気に飲み込んだ。凄まじいキレ味で並ぶことなく抜け出すと、1馬身3/4をつけた2着以下を完封。エースインパクトの強さだけが際立つパフォーマンスでデビューからの連勝を6に伸ばした。
英衛星放送「スカイスポーツ」は「凱旋門賞:エースインパクトが質の高いフィールドで快走、パリロンシャン競馬場でのスペクタクルなグループ・ワンを制した」との見出しで報じ、「エースインパクトは凱旋門賞史上最高の一つに入るパフォーマンスを披露。本命馬がパリでのシーズン終盤のレースを全力疾走で制した」と絶賛。凱旋門賞の歴史で歴代No.1クラスの内容と評した。
英紙「ガーディアン」は「凱旋門賞で残る疑問は、本命のエースインパクトにとって未知の領域である1マイル半(芝2400メートル)でも爆発的な末脚が威力を発揮するかどうかだった。答えは強烈で議論の余地ないものだった」と距離克服を特筆。「C.デムーロがエースインパクトの衝撃的な走りを導き、ウエストオーバーを最終ハロンで追いかけ、ほぼ2馬身差をつけて勝利。6戦を走っていまだ負けなしだ」と称賛した。
海外メディアが絶賛する通り、ファンにとっても記憶に刻まれるレースとなった。
(THE ANSWER編集部)