メイウェザー秘蔵っ子の17歳、圧巻の初回TKOデビュー 猛ラッシュに絶賛の声「天才そのもの」
米ラスベガスで行われたボクシングのスーパーフェザー級4回戦で、17歳のカーメル・モートン(米国)がプロデビュー。見事な初回TKO勝ちを収めた。カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)とジャーメル・チャーロ(米国)の現4冠王者対決が話題を呼んだ興行で強さを見せ、海外ファンも「彼は本物だよ」「ボクシング界の未来だ」などと絶賛の声が上がっている。
17歳モートンがプロデビュー
米ラスベガスで行われたボクシングのスーパーフェザー級4回戦で、17歳のカーメル・モートン(米国)がプロデビュー。見事な初回TKO勝ちを収めた。カネロことサウル・アルバレス(メキシコ)とジャーメル・チャーロ(米国)の現4冠王者対決が話題を呼んだ興行で強さを見せ、海外ファンも「彼は本物だよ」「ボクシング界の未来だ」などと絶賛の声が上がっている。
モートンはアマ戦績47勝1敗で、元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏の秘蔵っ子。プロデビュー戦から世界戦を行わせたいと言わしめた程の逸材として注目された。4戦全勝のエゼキエル・フローレスを相手に、初回からモートンが猛攻。ロープ際に追い詰めた相手に強打を浴びせてダウンを奪うと、再開後も止まらない。防戦一方となった相手にパンチの嵐を浴びせ、レフェリーが試合を止めた。
鮮烈デビューの映像を英ラジオ局「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者がX(旧ツイッター)に公開。「モートンがフローレスを第1ラウンドでKOし、17歳にしてプロデビュー戦に勝利……」と記された投稿に、海外ファンからも興奮の声が集まった。
「ネクスト・メイウェザーかもしれない」
「いまイノウエと戦ったとしたら彼を止めるだろう。未来がやってきた」
「この子を見るのはとてもわくわくする。まだ17歳なのにすでに現実離れしている」
「彼は本物だよ。ウッドとイノウエを倒す」
「5年以内にチャンピオンになれるだろうね」
「将来のパウンド・フォー・パウンドだ」
「天才そのもの」
「凄まじいKO……本当にメイウェザーの神童かも」
「ボクシング界の未来だ」
「これは大物になる」
この興行ではスーパーミドル級世界4団体王座統一戦でWBA&WBOスーパー、WBC、IBF世界同級統一王者のカネロと、2階級下から挑戦したWBA&WBOスーパー、WBC、IBF世界スーパーウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米国)が激突。カネロが3-0の判定勝ちを収めた。世界で注目された興行で、17歳も確かな一歩を刻んだ。
(THE ANSWER編集部)