大坂、勝利直後の“ナオミ節”に会場喝采「おかしく聞こえるかもしれないけど…」
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位で前年準優勝のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4のストレート勝ち。日本女子史上初のグランドスラム決勝進出の快挙を成し遂げた。勝利のインタビューでは、決勝での対戦が決まった女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)への愛情を露わにするナオミ節を炸裂させ、観衆から大歓声を浴びた。
勝利インタビューで披露した“セリーナ愛”に地元ファンから拍手
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が同14位で前年準優勝のマディソン・キーズ(米国)に6-2、6-4のストレート勝ち。日本女子史上初のグランドスラム決勝進出の快挙を成し遂げた。勝利のインタビューでは、決勝での対戦が決まった女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)への愛情を露わにするナオミ節を炸裂させ、観衆から大歓声を浴びた。
圧倒的な強さで前年準優勝のキーズを倒し、日本人女子史上初となるグランドスラム決勝に進出した大坂。地元アメリカの実力者を倒しながら、天真爛漫なシンデレラガールはニューヨーカーの心を鷲掴みにしていた。試合後のオンコートインタビューの場面だった。
「13度あった(相手の)ブレークポイントですが、13回凌ぎました。どのように成し遂げたんですか?」
こうマイクを向けられた大坂は「オー」と一言放つと満面の笑み。「おかしく聞こえるかもしれないけれど、私は本当にセリーナとプレーしたかったの」と笑みをこぼしながら話すと、スタンドからは割れんばかりの歓声が沸き起こった。さらに、セリーナに対しても「大好きよ」とメッセージを送り、ファンを笑わせていた。
米国で育った大坂は常々、幼少時から女王セリーナがアイドルだったと告白している。海外メディアからは「ベイビー・セリーナ」と異名をつけられたこともある。晴れの舞台で女王への愛情を炸裂させる「ナオミ節」で、地元ファンの心をがっちりと鷲掴みにした。
(THE ANSWER編集部)