鍵山優真は「芸術家として成長している」 復帰見守ったコストナー“新コーチ”が今季活躍に太鼓判
2022年北京五輪フィギュアスケート男子シングルで銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ、中京大)を新コーチが称賛している。10日(日本時間11日)までイタリアで行われていたロンバルディア杯で1年半ぶりに国際大会へ復帰し優勝。今季からコーチに就任したカロリーナ・コストナー(イタリア)は海外メディアに「ユウマはアーティストとして本当に成長しているのが見て取れます」と進化に太鼓判を押していた。
1年半ぶりの国際大会「ロンバルディア杯」で優勝
2022年北京五輪フィギュアスケート男子シングルで銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ、中京大)を新コーチが称賛している。10日(日本時間11日)までイタリアで行われていたロンバルディア杯で1年半ぶりに国際大会へ復帰し優勝。今季からコーチに就任したカロリーナ・コストナー(イタリア)は海外メディアに「ユウマはアーティストとして本当に成長しているのが見て取れます」と進化に太鼓判を押していた。
海外の専門メディア「ゴールデン・スケート」は公式YouTubeチャンネルでコストナーのインタビューを公開。「どんな形でも私の経験を伝えられるのはとても光栄です」と新たな役割に顔をほころばせていた。鍵山とは米国人振付師のローリー・ニコル氏を通じて交流を深めたようで、「ローリーが振り付けしたユウマの現在のプログラムと五輪後のプログラムを一緒に取り組んだりしていたんです」と説明した。
2014年ソチ五輪女子シングルの銅メダリストのコストナー。「ユウマはアーティストとして本当に成長しているのが見て取れます。振り付けに共鳴し、深く理解し始めています」と芸術性の向上に注目。「そこに自分自身の動きも入れ込んでいっています。これはとても大切なことです。誰のコピーでもなく、独自のスタイルを向上させて欲しいですからね」と進化を語った。
鍵山は2022年の世界選手権で銀メダルを獲得。その後は左足首を故障し、リハビリに励んでいた。復帰への道のりを見守っていたコストナーは「とても長期間のリハビリから復帰した彼をとても誇りに思います」と称賛。「アーティストとして花開く彼を見られることはフィギュア界にとってとても特別なことだと思います」と今季の活躍に期待していた。
(THE ANSWER編集部)