ナイキ1強に風穴? 女子マラソン衝撃世界新2:11:53を生んだシューズが話題「アディダスの逆襲始まる」
陸上のベルリンマラソンが24日に行われ、女子のティギスト・アセファ(エチオピア)が2時間11分53の世界新記録で連覇した。ブリジット・コスゲイ(ケニア)の従来の記録2時間14分4秒(2019年シカゴマラソン)を2分11秒と大幅に塗り替える衝撃のレコードを樹立。ファンの間では、着用していたシューズに注目が集まっている。
ベルリンマラソン
陸上のベルリンマラソンが24日に行われ、女子のティギスト・アセファ(エチオピア)が2時間11分53の世界新記録で連覇した。ブリジット・コスゲイ(ケニア)の従来の記録2時間14分4秒(2019年シカゴマラソン)を2分11秒と大幅に塗り替える衝撃のレコードを樹立。ファンの間では、着用していたシューズに注目が集まっている。
昨年、当時世界歴代3位の2時間15分37秒で優勝していた29歳のアセファは序盤から飛ばし、ハーフを1時間6分20秒というハイペースで折り返す。1時間34分12秒で30キロを過ぎると、さらにペースアップ。40キロ地点では従来の記録を1分47秒上回り、そのまま異次元の大記録を達成した。ファンの注目はその記録にとどまらず、アセファが着用していたシューズにも熱視線が集まった。
アセファが契約を結ぶアディダスのランニング公式X(旧ツイッター)によると、着用していたのは「Adios Pro Evo 1」。陸上長距離はナイキのシューズが長く席巻してきたが、マラソン界に刻まれる大記録を支えたシューズとあってファンも注目しており、ネット上では「アディダスの逆襲始まる」「魔法の靴なのか!」「とんでもない靴なのかもしれない」「EVO1ってのも話題沸騰」との声が上がった。
アセファの衝撃レコードにとって、メーカー各社の技術競争がさらに加速するか。
(THE ANSWER編集部)