サッカー日本の最新FIFAランクに中国ファン異論 理由はドイツの順位「4ゴールも放ったのに」
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、最新の世界ランキングを発表し、日本は前回の20位から1つ順位を上げて19位となった。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)、9日の国際親善試合と連勝しているドイツよりも日本が下位にいることに中国メディアが注目。同国のファンからも「4つも下とはどういうこと?」「日本は今や、トップ10の実力があると思う」「アジアにはもう相手がいない」といった声が上がっている。
日本は最新のFIFAランキングで19位に
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、最新の世界ランキングを発表し、日本は前回の20位から1つ順位を上げて19位となった。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)、9日の国際親善試合と連勝しているドイツよりも日本が下位にいることに中国メディアが注目。同国のファンからも「4つも下とはどういうこと?」「日本は今や、トップ10の実力があると思う」「アジアにはもう相手がいない」といった声が上がっている。
アジア勢トップを守った日本。中国のファンは、ドイツとの差に納得していないようだ。同国のスポーツメディア「ジーボーバ」は「男子サッカー日本代表のFIFAランキングが19位に上昇。ベスト20以内唯一のアジアチーム。ドイツの4位下」と題する記事を掲載。「W杯や強化試合で対戦し、勝利した相手チームであるドイツの4位下だった」と特筆した。
9日にドイツ・ウォルフスブルクで開催された親善試合で日本に1-4と大敗したドイツは15位。日本にはカタールW杯から連敗となった。記事のコメント欄には中国ファンから「ん? 4つ下とはどういうこと? だったらもう一度ドイツとやればいい」「4つも下だと言うけれど、ドイツを相手に4ゴールも放ったじゃないか」と異論が寄せられた。
さらに「日本の上にランキングされたチームのうち、日本に勝てるって言えるチームがいくつあることか」「日本より上位にいるチームの多くが日本には勝てないはず」「日本は今や、トップ10の実力があると思う」「日本は欧州サッカー連盟に加わるべきだ。アジアにはもう相手がいない」と強さを称えるコメントも集まった。
他にも「日本は計画を立て、損得を考えずに懸命に取り組む。それに引き換え我々は、毎日毎日、会議ばかりで、つまらぬ報告と説教の繰り返し。結局、もとの場所から一歩も前に進めない」と自国の状況を嘆く声も。これには別のファンも「我々のところは、どこの業界でも同じじゃないか」「(中国が)追いかければ追いかけるほど(日本との)差が広がるのはどういうことだろう」と頷いていた。
(THE ANSWER編集部)