大谷翔平、どうなる日本人初の本塁打王の行方 ライバル5戦3発で6本差…ジャッジの爆発力も脅威
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に痛めていた右肘靭帯の手術を受けた。4日(同5日)の打撃練習で脇腹を痛めてから実戦に戻ることはなく、今季打者としては135試合出場で44本塁打という成績が残っている。日本人初の本塁打王へ期待は大きいが、気になるのは猛追を見せている他のスラッガーたちの状況だ。
大谷は135試合出場、44本塁打でシーズン終了
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に痛めていた右肘靭帯の手術を受けた。4日(同5日)の打撃練習で脇腹を痛めてから実戦に戻ることはなく、今季打者としては135試合出場で44本塁打という成績が残っている。日本人初の本塁打王へ期待は大きいが、気になるのは猛追を見せている他のスラッガーたちの状況だ。
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大谷は16日(同17日)に負傷者リスト(IL)入りした時点で、2位には9本の差をつけていた。この時点でルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)が35本、アドリス・ガルシア(レンジャーズ)が34本、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が33本だった。
だが、シーズン最終盤のここに来て猛追を見せている選手がいる。ロバートJr.は23日(同24日)のレッドソックス戦で38号。ここ5試合で3発という量産態勢で、大谷に6本差まで迫った。今季6月には3試合で4本塁打したことがあり、固め打ちも得意。残り7試合で大爆発があれば分からなくなる。
ガルシアは9月に入ってから打率.147という不振で、本塁打も3本。現在35本塁打で大谷とは9本差だ。残りは8試合で、地区優勝を激しく争うマリナーズとの直接対決を5試合残している。まともに勝負されない可能性もあり、逆転は極めて厳しそうだ。
そして不気味なのは、昨季ア・リーグ記録を更新する年間62本塁打したジャッジかもしれない。22日(同23日)のダイヤモンドバックス戦では1試合3本塁打し、現在35発で大谷とは9本差。今季は故障で約2か月の離脱を強いられたが、わずか100試合の出場で35本塁打しており、爆発力は相変わらずだ。残りは9試合となっている。
大谷は2021年に日本人のメジャー最多記録となる46本塁打を放ったものの、キングは48発を放ったウラジミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)とサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)に譲った。スラッガーとしての栄誉を今度こそつかめるだろうか。
(THE ANSWER編集部)