錦織、次戦の相手“因縁”のチリッチは警戒度MAX 「ケイはいいプレーをしている」
テニスの全米オープンは3日(日本時間4日)、男子シングルス4回戦を行い、世界ランク19位の錦織圭(日清食品)は同34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-3、6-2、7-5でストレート勝ち。2年ぶりの8強進出を果たした。準々決勝の相手は因縁の世界ランク7位マリン・チリッチ(クロアチア)。2014年に決勝で錦織の悲願を阻んだ29歳は、再戦へ向けて意気込んでいる。大会公式サイトが伝えている。
準々決勝で対戦するチリッチが錦織戦へ意気込み語る
テニスの全米オープンは3日(日本時間4日)、男子シングルス4回戦を行い、世界ランク19位の錦織圭(日清食品)は同34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-3、6-2、7-5でストレート勝ち。2年ぶりの8強進出を果たした。準々決勝の相手は因縁の世界ランク7位マリン・チリッチ(クロアチア)。2014年に決勝で錦織の悲願を阻んだ29歳は、再戦へ向けて意気込んでいる。大会公式サイトが伝えている。
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悲願のグランドスラム制覇を成し遂げるために、越えなければならない関門。198センチのビッグサーバー・チリッチが立ちはだかる。錦織とは同世代で過去の対戦成績は8勝6敗。2014年の全米オープン決勝はストレート負けだった。直近では4月のモンテカルロ・マスターズの準々決勝で激突し、1-2で敗れている。
チリッチは4回戦では世界ランク10位のダビド・ゴフィン(ベルギー)にストレート勝ち。だが3回戦では世界ランク45位の19歳アレックス・デミノー(オーストラリア)に2セットを先取されたが、その後3セットを奪い返しての薄氷の逆転勝ちだった。決して盤石ではない。
大会公式サイトは錦織戦へ向けた、チリッチのコメントを紹介。「ケイはいいプレーをしている。何試合か見たけど、ボールをとてもいい感じに打ち返していたし、コンディションも良さそうだ」と語っている。
チリッチもグランドスラムのタイトルは、2014年の全米オープンの1度だけ。2つ目のタイトルへ、気力は充実している。今大会絶好調の錦織との一戦は激戦必至。現地時間5日に行われる準々決勝は、見逃せないものとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)