「テンシン・ナスカワとは何者?」 神童のBOX転向2戦目に米注目「常識を打破しようとしている」
ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)は、18日に東京・有明アリーナで行われる123ポンド契約(55.79キロ以下)8回戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)でメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンと対戦する。ボクシング転向2戦目で初のKO勝ちに期待が高まる中、米メディアは「テンシン・ナスカワとは何者?」と特集。「常識を打破しようとしている」と注目している。
18日にグスマンと対戦する那須川天心を米メディアが特集
ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)は、18日に東京・有明アリーナで行われる123ポンド契約(55.79キロ以下)8回戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)でメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンと対戦する。ボクシング転向2戦目で初のKO勝ちに期待が高まる中、米メディアは「テンシン・ナスカワとは何者?」と特集。「常識を打破しようとしている」と注目している。
25歳の那須川はキックボクシング界で“神童”と呼ばれ、格闘技で47戦全勝(キックボクシングは42戦)の戦績を残した後、名門・帝拳ジムに入りボクシングに転向。今年2月にプロテストに合格すると、4月のデビュー戦で与那覇勇気(真正)に判定勝ちした。あれから5か月、那須川は10勝(6KO)2敗の27歳グスマンとの転向2戦目を迎える。
この一戦を前に、米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」は、「テンシン・ナスカワとは何者? ケンシロウ・テラジ対ヘッキー・ブドラーのボクシングカードで競合するキックボクサーの略歴」と那須川を特集した。
「複数の格闘技をマスターする選手は稀である。多くの場合では、一方は得意で、他方ではあまり有効ではない。決意の固いテンシン・ナスカワは、その常識を打破しようとしている」と注目。実際には複数の格闘技を極める選手は過去にもいたものの、那須川のボクシングに挑戦する姿に脚光を浴びせている。
さらに「名誉あるキックボクサーの“シンドウ”はボクシングリングに戻り、9月18日に有明アリーナでルイス・グスマン・トーレスと対戦する」と伝えた同記事。「日本で生まれたナスカワは、5歳頃からトレーニングを始め、幼い頃から空手のトーナメントで優勝を果たしていた。父親は規律を守らせることが目的だったが、ナスカワは格闘技こそが自分の天職だと信じていた」と熱視線を送っている。
(THE ANSWER編集部)