大坂なおみ、“満足なき8強”を大会公式も賛辞「セリーナのような完璧主義者」
女王との類似点を指摘「セリーナのような完璧主義者の傾向」
「もし、彼女が今週のレベルのテニスを示し続けるとするなら、オオサカがUSオープンで勝ち進み続けることは可能だと十分に言える。彼女のアイドルのセリーナのように大舞台で大物相手に戦う機会を日本人の選手は享受するのだ」
大坂を高く評価する一方、女王と大坂の類似点を指摘。「セリーナのようにオオサカも同じ完璧主義者という傾向を持っている。彼女は今年のUSオープンで2週目に突入することで、これまでで最高の躍進を果たしたかもしれないが、それだけで満足はしない」とし、課題だったエラーの数を激減させた大坂を「完璧主義者」と分析している。
「大きなステージでもっといいプレーができると思う。選手たちが大きなステージでプレーしているのを見て育ってきた。センターコートでいつもプレーしたかった。その機会があれば、自分は最高のプレーをするでしょうね」と8強に燃える大坂は「何年間もプレーして自分にとってのゴールがグランドスラムの準々決勝進出だったら、本当に悲しいことだと思うわ。みんなグランドスラム優勝のためにプレーしていると思うの」と語ったという。
準々決勝では世界ランク36位のレシア・ツレンコ(ウクライナ)と対戦するが、狙うは日本人初のグランドスラム制覇。ビッグサーブと天真爛漫ぶりで全米を虜にする大坂なら成し遂げられるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)