ストライク判定の35%が“誤り” 悪名高きMLB名物審判、過去5年で最低の判定正確率を記録
米大リーグで球審を務めた審判員のボール・ストライク判定の正確率が過去5年間で最低だったと米メディアが報じた。ネット上ではゾーンから外れたように見える球に次々とストライクをコールする様子をまとめて公開している。
米メディア報道「我々の知っているエンジェル・ヘルナンデスが帰ってきた」
米大リーグで球審を務めた審判員のボール・ストライク判定の正確率が過去5年間で最低だったと米メディアが報じた。ネット上ではゾーンから外れたように見える球に次々とストライクをコールする様子をまとめて公開している。
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MLB球審の判定データを扱う米専門アカウント「アンパイア・スコアカード」公式X(旧ツイッター)によると、12日(日本時間13日)のパイレーツ―ナショナルズ戦で球審を務めたエンジェル・ヘルナンデス氏について、ボール・ストライクの正確性は84%(93球中68球で正しい判定)。内訳はボールが95%、ストライクが65%だったという。
米国のデータ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式X(旧ツイッター)はこれを引用する形で「エンジェル・ヘルナンデスは過去5年間のどのMLB球審よりも低いボール&ストライク判定の正確率を出した。冗談を言っているわけではない」と皮肉。合わせてこの試合の判定映像を公開し、ゾーンから外れたように見える球を次々とストライクコールする様子を紹介している。
また、米紙「USAトゥデー」のスポーツとエンタメ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「エンジェル・ヘルナンデスが過去5年で最低の評価を受ける試合の一つを記録した」との見出しで特集。これまでも“疑惑の判定”でファンの反発を買うことも多かったヘルナンデス氏について「我々の知っているエンジェル・ヘルナンデスが帰ってきた」と皮肉を込めて紹介した。
今シーズンは腰の痛みにより試合を裁き始めたのは7月末から。記事では「8月は悪い試合はなかったものの、毎日球審をレーティングしているアンパイア・スコアカードによると、歴史に残る酷い試合をして以前の姿に戻り始めている」「多くの判定ミスをした」と伝えた。
(THE ANSWER編集部)