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世界に衝撃与えた日本人ボクサーの「年間最高KO」 評価が高まる中谷潤人に「危険」と再び米衝撃

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)は18日、東京・有明アリーナで同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)との初防衛戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)に臨む。5月には、元WBA王者アンドリュー・マロニー(豪州)に衝撃の12回KO勝ちで王座獲得。初防衛戦へムードが高まる中、米興行大手・トップランク社がKOシーンの動画を公開すると、「かめはめ波をくらわせた」「年間最高KOだ」と米ファンに再び衝撃を走らせている。

アンドリュー・マロニーにパンチを放つ中谷潤人(右)【写真:Getty Images】
アンドリュー・マロニーにパンチを放つ中谷潤人(右)【写真:Getty Images】

中谷潤人の一撃に「いまだに熱狂している」

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)は18日、東京・有明アリーナで同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)との初防衛戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)に臨む。5月には、元WBA王者アンドリュー・マロニー(豪州)に衝撃の12回KO勝ちで王座獲得。初防衛戦へムードが高まる中、米興行大手・トップランク社がKOシーンの動画を公開すると、「かめはめ波をくらわせた」「年間最高KOだ」と米ファンに再び衝撃を走らせている。

 2度のダウンを奪って迎えた12回。中谷は距離を詰め、パンチをかわしながら繰り出した左のオーバーハンドが相手の顔面にクリーンヒットした。視界の外から飛んできた一撃をもろに受けたマロニーは仰向けに卒倒し、驚きのKO決着となった。敗者は気を失ったのか、しばらく立ち上がれなかったほど。会場もどよめきに包まれた様子だった。

 5月の同級王座決定戦でマロニーに12回2分42秒KO勝ちした中谷。終了間際の一撃で世界に衝撃を与え、聖地ラスベガスで2階級制覇を達成した。動画を公開したトップランク社公式インスタグラムは、文面に「いまだにこのKOに熱狂している」と記して投稿。米ファンは再び衝撃を受けている。

「ナカタニがかめはめ波を食らわせた」
「今年最も過酷なKOだ」
「とんでもないな」
「この試合は美しかった」
「彼はこの階級で最高。なんて危険なボクサーだ」
「年間最高KOだ」
「エグすぎるKOだ」

 4か月を経て臨む初防衛戦。評価が高まり、すでに対戦を避ける選手もいる中、コルテスが挑戦者となった。同日は寺地拳四朗(BMB)、那須川天心(帝拳)とともに興行を盛り上げる中谷。次はどんな試合を見せてくれるのか。戦績は25歳の中谷が25勝(19KO)、28歳のコルテスが25勝(10KO)3敗2分け。

(THE ANSWER編集部)

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