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11勝目・千賀滉大は「自分の意見を持っている」 MLB1年目の適応力に監督「全ての称賛に値する」

米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は14日(日本時間15日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に先発し、今季11勝目(7敗)を挙げた。6回103球で10奪三振2四球、2安打無失点。防御率2.95とした右腕に対し、メッツ監督は「彼は全ての称賛に値する」と手放しで褒めている。

ダイヤモンドバックス戦に先発登板したメッツの千賀滉大投手【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックス戦に先発登板したメッツの千賀滉大投手【写真:ロイター】

千賀滉大をメッツ監督が称賛

 米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は14日(日本時間15日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に先発し、今季11勝目(7敗)を挙げた。6回103球で10奪三振2四球、2安打無失点。防御率2.95とした右腕に対し、メッツ監督は「彼は全ての称賛に値する」と手放しで褒めている。

 米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のスポーツ専門Xは、バック・ショーウォルター監督の試合後会見の動画を公開。指揮官は「手助けはできるだけしてきたが、彼は全ての称賛に値する。彼にとって新しいことがあったことは挑戦だったが、彼は野球は野球なのだと気付いたのだと思う」と語っている。

 さらに今季中に進化してきたか問われると、「正直、彼は1日目から人柄にも継続した安定感があった。スポンジのように全てを吸収していたよ」と説明。「彼に話しかけるのはとても簡単なんだ。話すのは楽しいよ。彼は意見を持っているからね」とし、秘話を明かしている。

「面白いのが、日本と韓国の球を我々は持っていたんだけど、“古い友だち”のように彼に渡したんだ。だけど、彼は左手で握っていた。右手で握りたがらなかったんだ。(MLB球で)トレーニングをした右手指の記憶(感覚)を壊したくないかのようだった。全てのことが、彼にとっては向上への道に繋がっているんだ」

 移籍時からこだわりを感じていた指揮官。11勝の裏には細かな努力があったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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