錦織&大坂、Wエースに世界も注目 「日本の将来は“ライジング・サン”より明るい」
テニスの全米オープンで日本が誇る男女の両エースが快進撃を続けている。世界ランク19位の錦織圭(日清食品)は同13位のディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)を破り、2年ぶりの4回戦進出。同19位の大坂なおみ(同)も、同33位アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-0、6-0と1ゲームも失わず快勝し、初の16強進出を決めた。日本人の悲願、グランドスラム制覇に期待も高まる中で、大会公式サイトは「日本テニスの先駆者、ケイ・ニシコリとナオミ・オオサカが奮闘中」と題して、2人を特集している。
共に16強に進んだ錦織&大坂を大会公式が特集
テニスの全米オープンで日本が誇る男女の両エースが快進撃を続けている。世界ランク19位の錦織圭(日清食品)は同13位のディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)を破り、2年ぶりの4回戦進出。同19位の大坂なおみ(同)も、同33位アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-0、6-0と1ゲームも失わず快勝し、初の16強進出を決めた。日本人の悲願、グランドスラム制覇に期待も高まる中で、大会公式サイトは「日本テニスの先駆者、ケイ・ニシコリとナオミ・オオサカが奮闘中」と題して、2人を特集している。
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28歳のエース錦織と20歳の新鋭・大坂、日本が誇る両雄が今、現地で注目を集めている。
同サイトは「全米オープンの大会6日目に日本人選手が続けて出場することなど、20年前は想像するのも難しかっただろう」として、日本人の枠に捉われない2人の奮闘を称えている。
記事ではまず日本のエースとして、最高で世界ランク4位まで上り詰めた錦織について言及。「日本のエースは、2014年の全米オープンでマリン・チリッチに敗れて優勝を逃したものの、アジア出身の選手として初めて4大大会の決勝進出を果たている」と4年前の大会を振り返っている。
「新たな領域を切り拓いたニシコリは、人口1億2700万人の母国ではレジェンドだ。マツエ出身の彼はツアー優勝11回に加え、アジア人選手としては史上初の世界ランキングのトップ5入りとツアー・ファイナル出場を果たしており、“第一人者”以上のことを成し遂げてきた」
日本人史上最高と言える、錦織の功績を紹介する中で、怪我にも苦しめられてきたことも言及。今は新しいサーブの技術を体得している途中だとしている。
その上で「こうした波がありながらも、ニシコリは熱心なファンを数多く引きつけており、彼のソーシャルメディアのフォロワー数も実に多い」と日本国内にとどまらない影響力の大きさを伝えている。