全仏で雪辱へ ナダルがフェデラーに言及「彼は何も変えないと信じている」
ESPN「フェデラーに対する一番の方法は、ひとまず彼を忘れること」
計37度にわたって長年、フェデラーと対峙してきたからこそ、ナダルはライバルのスタイルが変わることはないとみているようだ。
さらに「彼は自分が何をしなければならないか、どう競争していくのか、健康でいるのか、そしてうまくプレーし続けるのかにより一層集中していると思う。自分の仕事がうまくいくためにとにかく集中しているんだ」と話したという。
記事では世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が「クレーコートシーズンに向け、いい動きができるようになってきた」と手応えを示し、同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も「ここ5~7年間、どれだけエネルギーを使ったかわからなかった」と近年の疲労と故障からの回復を図ってクレーシーズンに臨むことについても取り上げられている。
ただ、「マレー、ジョコビッチ、ナダルにとって、フェデラーに対する現時点での一番の方法は、ひとまず彼を忘れることだ」とも記されている。フェデラーが休養に充てる期間で“BIG4”と呼ばれる実力者たちは再び存在感を示すことはできるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer