「中国サッカーを日本と比べるなんて馬鹿げている」 ドイツ撃破に中国サッカー評論家たちも嘆き
サッカー日本代表は9日、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツと親善試合を行い、4-1で快勝した。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)の歴史的金星に続く勝利。同じアジアの中国からも大きな関心が寄せられており、同国の複数の評論家、メディア関係者が日本のパフォーマンスに称賛を送っていると現地メディアが伝えている。
日本が親善試合でドイツを撃破
サッカー日本代表は9日、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツと親善試合を行い、4-1で快勝した。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)の歴史的金星に続く勝利。同じアジアの中国からも大きな関心が寄せられており、同国の複数の評論家、メディア関係者が日本のパフォーマンスに称賛を送っていると現地メディアが伝えている。
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W杯優勝4回を誇る強豪国相手の完勝劇を受け、中国のスポーツメディア「ジーボーバ」は「『キャプテン翼』ですら予想しなかったこの得点差」と見出しを打った記事の中で、同国の複数のメディア関係者のコメントを紹介している。
同国のスポーツメディア「体壇週報」の編集長で、著名な国際サッカー専門家とされている駱明氏は「日本の漫画『キャプテン翼』ですら予想しなかった得点差だ」と驚き、「ドイツ敗戦の表面的原因はフリック監督だが、レーヴ前監督にも問題があった。根源的なのはやはりユースだ」とドイツの問題を指摘している。
サッカー評論家の楊天櫻氏は「つらい?つらいなんて気持ちすらわかない」「日本とドイツがやっているのは現代的なサッカーだ。我々がやっているのは彼らと同じスポーツなのだろうか」と、母国との明らかなレベルの違いを実感している様子。「数年前であれば、日本や韓国を見て、羨ましい、悔しいと思ったが、今ははっきり言ってそんな気持ちにすらならない。中国は43年勝ち続けてきた相手、マレーシアに初めて勝てなかった。どんな顔して日本や韓国のゲームを見ればいいというのか(恥ずかしくて見ていられない)」と嘆き節は止まらなかった。