野球も決勝は日韓戦で、オールプロの韓国が勝利

　アジア大会（ジャカルタ）は1日、野球の決勝を行い、日本は韓国に0-3で敗れ準優勝。オール社会人で編成された侍ジャパンは、オールプロの韓国の前に善戦したが、及ばなかった。韓国メディアは続々と日本を撃破した同国代表を称賛している。

　韓国放送局の「KBSニュース」電子版は「朴炳鎬の一発で、韓国が日本を破り金メダル」と題し、記事を展開。韓国が3大会連続で金メダルに輝いたことを紹介し、先発してほぼ完ぺきな投球を披露した左腕・梁ヒョン種の好投と、3回に今大会第4号を放った元メジャーリーガー朴炳鎬の一発を称賛している。

　韓国紙「コリア・タイムズ」も「韓国が3大会連続の金メダル」と見出しをつけて報道。アジア大会の過去7度のうち、韓国が5度金メダルに輝いていることに触れ、また今大会で唯一オールプロで編成されていることも伝えている。

　同国放送局「文化放送」電子版も試合をレポート。「エースである梁ヒョン種の存在感は素晴らしいものであり、日本打線をしっかりと抑え込んだ」と称賛し、本人のコメントを紹介。「前評判は良いものではなかったが、結果で示すべきと思っていた」と安どしているようだった。

　オールプロの意地を見せ、ライバルの日本を破った韓国。サッカーに続く、注目競技での日韓戦勝利に母国メディアも沸いているようだ。