日本戦で走らなかったレアルDFを母国批判 「今のドイツ代表の問題点」「DFリーダーではない」
サッカー日本代表が9日(日本時間10日)の親善試合でドイツに4-1で快勝し、怠慢守備を見せた相手DFに批判が集まっている。3点目に繋がった対応が「今のドイツ代表の問題点」と母国レポーターが動画付きで指摘。同国メディアも「DFのリーダーに全く相応しくない」と採点で低評価を下した。
ドイツDFがボールを奪われた直後とは
サッカー日本代表が9日(日本時間10日)の親善試合でドイツに4-1で快勝し、怠慢守備を見せた相手DFに批判が集まっている。3点目に繋がった対応が「今のドイツ代表の問題点」と母国レポーターが動画付きで指摘。同国メディアも「DFのリーダーに全く相応しくない」と採点で低評価を下した。
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1-2の後半45分。ドイツのDFアントニオ・リュディガーは、センターサークルからディフェンスラインのDFロビン・ゴセンスへパスを出した。しかし、プレスをかけた久保建英に奪われる甘いパス。久保がドイツゴールへ向かう中、リュディガーは一瞬だけ茫然としたように“棒立ち”になり、浅野拓磨に追い抜かれた。最後は久保がGKと1対1。隣りに走り込んだ浅野がボールを受け、流し込んだ。
終了間際で疲労があるとはいえ、浅野をケアしていれば失点を防げたかもしれない場面。ドイツの衛星放送「Sky」のレポーター、マーロン・イアルバッハー氏はX(旧ツイッター)に動画を公開し、「このシーンが今のドイツ代表の問題点を見事に表している」と批判した。
一方、ドイツのスポーツ専門局「Sport1」も試合後の採点と寸評を記載。リュディガーについて低評価を下した。
「隣のポジションの選手たちと合わせるのに相当苦戦していた。とりわけ(左SBの)シュロッターベックとは合わなかった。最初の失点ではまずいプレーを見せてしまった。レアルのスター選手は、DFのリーダーという呼び声、そして役割には全く相応しくなかった。採点5点(1が最高、6が最低。今回は6が3選手)」
リュディガーは昨年カタール・ワールドカップ(W杯)の日本戦で浅野を揶揄するような走り方をして物議を醸したが、日本戦連敗の一因に挙げられてしまった。
(THE ANSWER編集部)