頭脳プレー?笛が早すぎ? 壁形成中にFKが決まる珍事 神戸イレブンが猛抗議も…
サッカーのJ1は1日、リーグ第25節の札幌―神戸で珍しいプレーが起きた。
味方も給水中に笛が鳴り直接FK炸裂、GKは慌てて飛びつくも…
サッカーのJ1は1日、リーグ第25節の札幌―神戸で珍しいプレーが起きた。
札幌が2-1とリードした後半37分、ゴール前中央20メートルのFKの場面だ。追加点を許せない神戸は入念に壁を形成する。GK金が左ポスト付近に寄り、壁に向かって指示を出していた。すぐ脇で札幌FW都倉がピッチ外で給水中。その瞬間、主審の笛が鳴った。
キッカーのDF福森はすかさず左足を振り抜き、GKのいない反対サイドを狙う。金も慌てて飛び込んだが、間に合わず、ゴールネットを揺らされてしまった。喜ぶ札幌イレブンとは対照的に納得がいかない神戸側は主審に猛抗議。だが、判定は覆らなかった。
福森は笛が鳴り、蹴ったのはルールに則った頭脳的なプレーだが、神戸にとってはアンラッキーな形。勝ち点差2で追う4位札幌に1-3で敗れた5位の神戸。上位追撃へ後味の悪さが残る敗戦となってしまった。
(THE ANSWER編集部)