「W杯で最も刺激的な1人」 河村勇輝に米メディアが見出したNBAの可能性「サイズ不足を埋め…」
沖縄などで開催されている男子バスケットボールのワールドカップ(W杯)で、日本はアジア1位となりパリ五輪の出場権を獲得した。ポイントガードとして存在感を発揮した河村勇輝(横浜BC)には本場・米国のメディアも熱視線。「W杯で最も興味をそそる若手有望株」の1人に挙げて活躍を絶賛した。
ワールドカップで平均アシスト3位の活躍
沖縄などで開催されている男子バスケットボールのワールドカップ(W杯)で、日本はアジア1位となりパリ五輪の出場権を獲得した。ポイントガードとして存在感を発揮した河村勇輝(横浜BC)には本場・米国のメディアも熱視線。「W杯で最も興味をそそる若手有望株」の1人に挙げて活躍を絶賛した。
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バスケ界では小柄な部類に入る身長172センチながら、卓越したスピードとテクニックを武器に世界を驚かせた。米紙「USAトゥデイ」系列の専門メディア「フープス・ハイプ」は「W杯で最も興味をそそる若手有望株」と題する記事を掲載。「W杯は実績のあるNBA選手だけのステージではない。近々NBAで頭角を現す用意ができた新進の才能にもスポットライトを当てている」として7人の有望株を挙げた。
記事のメイン写真にも起用された河村は、リトアニアのロカス・ヨクバイティスに続く2人目として登場。同メディアは昨年12月にも「全世界のドラフトランキング」30位に河村を位置付けたことに触れ、「ユウキ・カワムラは世界に自身の才能を披露する最初の大きなチャンスでガッカリさせはしなかった」と評した。
「5フィート8インチのポイントガードはW杯で最も刺激的な選手の1人であり、閃光のようなドライブとパススキルでサイズ不足を埋め合わせ、1試合平均7.6アシストは(記事掲載時点で)3位につけている」と称賛。「日本バスケ史上初めて欧州勢に勝利したフィンランド戦での25得点は、母国で長く記憶されるだろう」と特筆した。
「リトアニアからイランまで、この大会は近い将来NBAに加わる可能性のある若い才能の素晴らしいショーケースとなっている」とした同記事では、他にドミニカ共和国のジーン・モンテロ、イランのモハンマド・アミニなどが選ばれている。
(THE ANSWER編集部)