吉田正尚出場試合で珍事 カメラも騙された「セカンド二塁打」に実況席困惑「本当に奇妙な球場だなぁ」
米大リーグで生まれたまさかの「セカンド二塁打」に驚きが広がっている。球場特有の構造が生んだ珍事に、米国の実況席は「これぞトロピカーナ二塁打だ!」と驚きの声を上げた。
レイズ本拠地で珍事
米大リーグで生まれたまさかの「セカンド二塁打」に驚きが広がっている。球場特有の構造が生んだ珍事に、米国の実況席は「これぞトロピカーナ二塁打だ!」と驚きの声を上げた。
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6日(日本時間7日)、レイズが本拠地トロピカーナ・フィールドにレッドソックスを迎えた一戦。
初回にレッドソックスの大砲デバースは豪快なフルスイングで打ち返した。高々と舞い上がった打球、深く守っていた右翼手レイリーは右翼ポール方向に向かってウォーニングゾーンを駆けて落下地点へ。カメラもレイリーにズームしていく。その直後、レイリーは両手を広げ、打球を見失ったことをアピールした。
動きがあったのは、遥か手前。中継画面が急に引くと、二塁手のローが一塁塁審の後方でライト線に落ちたボールを慌てて拾っていた。どうやらドーム球場であるトロピカーナ・フィールドの屋根に当たり、落下した様子。デバースのパワーが生んだ高弾道打球は、セカンドへの二塁打という珍事になった。
レッドソックス戦を中継している米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」の中継局では、実況のデイブ・オブライエン氏が「高く打ち上げた。打球は、おっと……キャットウォークに当たったぞ。そしてフェアに!」と驚きをもって伝えた。
解説のウィル・ミドルブルックス氏も「これぞトロピカーナ二塁打だ! 打球はどれだけ高く上がったんでしょうね」と言えば、同じリーグで何度も訪れているオブライエン氏も「本当に奇妙な球場だなぁ」と改めて感心。ミドルブルックス氏は「本塁打になっていたかもしれませんからね」と伝えていた。
吉田正尚が「6番・左翼」で出場し、日本人ファンも多く見守っている試合で、まさかの出来事となった。
(THE ANSWER編集部)