宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の10代で3勝 櫻井心那は謙遜「私なんかが並んでいい方々じゃない」
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスは3日、北海道・ゴルフ5カントリー美唄C(6472ヤード、パー72)で最終日が行われた。首位と1打差の2位で出た19歳の櫻井心那(ニトリ)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算10アンダーで逆転優勝。今季3勝目を手にした。10代でツアー3勝を挙げたのは宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙。会見では「私なんかが並んでいいような方々じゃない」と正直に語った。
国内女子ゴルフツアー・ゴルフ5レディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスは3日、北海道・ゴルフ5カントリー美唄C(6472ヤード、パー72)で最終日が行われた。首位と1打差の2位で出た19歳の櫻井心那(ニトリ)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算10アンダーで逆転優勝。今季3勝目を手にした。10代でツアー3勝を挙げたのは宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙。会見では「私なんかが並んでいいような方々じゃない」と正直に語った。
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強い精神力が光った。櫻井は2番パー5で2オンに成功し、この日最初のバーディーを奪取。5番パー5でもスコアを伸ばしたが、9番パー4で距離のあるパーパットを決められず、ボギーで前半を折り返した。12番パー4では飛距離を活かし、2打目を綺麗に寄せてバーディー。小祝さくら、山下美夢有と9アンダーで並んだ最終18番パー4で優勝を決めるバーディーを沈め、笑顔を見せた。
優勝会見でウイニングパットについて問われると「痺れましたね。(この日)初めて緊張したかもしれないです」と安堵。「嬉しい。優勝は考えてはいましたが、最後までもつれるだろうという感じだったし、最後までバーディーを獲ろうと思ってプレーした」と振り返った。
2021年11月のプロテストに合格。昨年は下部のステップ・アップ・ツアーで5勝を挙げ、賞金ランク1位に輝いた。今季のレギュラーツアーでは7月の資生堂レディスで初優勝。楽天スーパーレディースで2勝目を挙げていた。
10代でのツアー3勝は宮里、畑岡に続く史上3人目。偉大な先輩2人と並んだが「私なんかが並んでいいような方々じゃない。一緒に名前を出してほしくないくらい(笑)。本当に尊敬している方々」と謙遜。「(2人は)海外でも活躍されていますし、凄い方。それに続けるように今後も頑張りたい」と話した。
次週のメジャー大会・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯は、地元長崎のパサージュ琴海アイランドGCでの開催となる。「目標にしていた大会。前週優勝といういい形で入れる。優勝争いをして疲れたと思うので、休んで気負わず、いつも通りやれればそれでいい」と朗らかな表情を見せた。
(THE ANSWER編集部)