チーム解体エンゼルス、6人だけじゃなかった“もう一人”の放出候補を米記者指摘「拾われなかった」
米大リーグ・エンゼルスはシーズン残り1か月となったところで主力級6選手をウェーバー公示にかける“大量放出”という選択に踏み切った。プレーオフ進出の夢を事実上諦めたとも受け取られかねず、大谷翔平投手への影響も取り沙汰される中、米記者からは「もう一人」いたというウェーバー選手の存在を指摘。「どの球団にも拾われなかった」と明かしている。
主力級6選手をウェーバー公示
米大リーグ・エンゼルスはシーズン残り1か月となったところで主力級6選手をウェーバー公示にかける“大量放出”という選択に踏み切った。プレーオフ進出の夢を事実上諦めたとも受け取られかねず、大谷翔平投手への影響も取り沙汰される中、米記者からは「もう一人」いたというウェーバー選手の存在を指摘。「どの球団にも拾われなかった」と明かしている。
1か月前のトレード移籍期限ではルーカス・ジオリト投手、ランダル・グリチック外野手といった実績型の選手を立て続けに獲得し、プレーオフ出場へ攻勢を強めたエンゼルス。だが、結果が伴わずに8月は8勝19敗と大きく負け越し。ア・リーグプレーオフ出場圏内の3位とは11.5ゲーム離されたこともあって、前出の2選手を含む6選手をウェーバー公示し、事実上の終戦を宣言した格好だ。
一気に主力級選手を6人も“放出”というだけでも衝撃的な話だが、米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者は、リオン以外の5選手のウェーバーが判明した時点の投稿でもう一人のウェーバー選手の存在を指摘。自身のX(旧ツイッター)に「リストアップされた全ての選手に加え、エンゼルスは先週、タイラー・アンダーソンもウェーバー公示していた」と投稿。
ただし「契約した球団が2024年から25年に2600万ドル(約38億円)を引き継がなければならないので、どの球団にも拾われなかったのは驚きではない」と折り合いがつかなかったことも併せてつづった。
アンダーソンは29日(同30日)の敵地フィリーズ戦に先発。5回7安打6失点の内容で敗戦投手となっている。
(THE ANSWER編集部)