錦織はなぜ最強バックハンドを打てる? 米専門サイト解説、鍵は「ねじれ」
世界ランキングトップ10をキープし、指折りの強豪に数えられるようになった男子テニスの錦織圭(日清食品)。178センチとテニス選手としては決して大きくはない体で世界で渡り合える要因の一つは、強烈なバックハンドにある。米テニス専門サイト「ベースライン」では、高い技術力に裏打ちされた錦織の最強の武器を分析している。
錦織の武器を解説、鍵は“体のねじれ”「これにより十分なスピンで打てる」
世界ランキングトップ10をキープし、指折りの強豪に数えられるようになった男子テニスの錦織圭(日清食品)。178センチとテニス選手としては決して大きくはない体で世界で渡り合える要因の一つは、強烈なバックハンドにある。米テニス専門サイト「ベースライン」では、高い技術力に裏打ちされた錦織の最強の武器を分析している。
「一時停止:ケイ・ニシコリのバックハンド」と題した記事では、錦織の得意技に焦点を絞って注目した。
錦織のバックハンドといえば、両手打ちで強烈で多彩なボールを打ち返す。10代の頃はフォアハンドを武器にしていたが、20代に入るとバックハンドに磨きがかかってきた。難敵を翻弄する世界屈指の使い手となっており、その要因を記事では分析している。
「ケイ・ニシコリは教科書通りに両手打ちのバックハンドを用意する。彼の体はねじれ、肩は90度を超えてネットを向く。これによって彼は驚きの力と十分なスピンでのショットができる」
お手本ともいえる両手打ちで構え、肩を思い切りひねってボールに最大の力を与える。これが、錦織のバックハンドの基本だ。さらに、記事では動作について技術面を解説している。