投手・大谷翔平との対戦消滅「運良くね」 怪我を案じる敵将、畏怖ゆえの賛辞「他の誰かの方がいい」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地フィリーズ戦に「2番・DH」で出場。申告敬遠1つを含む4打数1安打に終わり、試合も4-6で敗れた。試合前に取材を受けたフィリーズのロブ・トムソン監督は大谷の右肘負傷について言及。投手・大谷との対戦がなくなったことについて「もう誰かが怪我をするのは見たくない」と気遣った。地元ラジオ局レポーターがX(旧ツイッター)で動画を公開している。
敵地フィリーズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地フィリーズ戦に「2番・DH」で出場。申告敬遠1つを含む4打数1安打に終わり、試合も4-6で敗れた。試合前に取材を受けたフィリーズのロブ・トムソン監督は大谷の右肘負傷について言及。投手・大谷との対戦がなくなったことについて「もう誰かが怪我をするのは見たくない」と気遣った。地元ラジオ局レポーターがX(旧ツイッター)で動画を公開している。
フィラデルフィアのラジオ局「KYW Newsradio」でレポーターなどを務めるデイブ・ウラム氏は、Xでトムソン監督の会見の様子を公開。その中で「なにがオオタニを危険な打者にしていると思う?」との質問をされた指揮官は「いいパワーだ。彼はどんな場面や球場でも打てるからね。素晴らしい選手だよ」と打者・大谷の印象について語った。
一方、大谷は今月に入って右肘の靭帯に損傷が見つかり、今季は登板しないことをエンゼルスが発表。「運悪く彼の投球は見れなかったけど?」という問いかけに対し、トムソン監督は「いや、運よくね」と敵としては最大級の称賛を交えて回答。「当然だけど誰かが傷つくのは見たくない。彼はマウンドではすごく支配的だ。(対戦するなら)他の誰かのほうがいい」と高く評価するとともに、怪我の二刀流を案じた。
(THE ANSWER編集部)