カナダの19歳のスポーツマンシップが「美しい」 途中棄権の親友との抱擁に米紙脚光
涙する親友にかけた言葉「僕らはまたこの場所に戻って対戦する」
また同サイトはカナダ紙「トロント・スター」の記事を引用する形で、シャポバロフのコメントを紹介している。
「彼の元に行くときはとてもタフだった。僕は彼に言った。『僕らはまたこの場所に戻って対戦する』とね。この試合はあくまで1試合に過ぎないんだ」
「僕たちはともに成長していく。僕は彼が7歳、8歳のころから知っている。U-10、U-12、ジュニアトーナメントでプレーしたことを覚えている。今は一緒にグランドスラムで戦っている」
号泣する親友に対して、こんな言葉をかけていたのだという。まさにスポーツマンシップを体現するワンシーンだった。
カナダテニス協会の公式ツイッターは「今夜はカナダのプライドを見せた。そしてカナダのプライドを胸に帰ってくるだろう」とつづり、感動的な2人の抱擁の瞬間を写真で公開。ファンも胸を熱くさせている。
「最も美しい瞬間の一つ」
「あなた達はもっと良くなる、」
「素晴らしい未来が待っている」
「フェリックスは帰ってくる」
「この2人を見るのが愛しい」
将来のチャンピオン候補との呼び声も高いカナダの超新星。昨年は4回戦まで進んだ。実力のみならず、その姿勢も早くも一流の域に近づきつつある。
(THE ANSWER編集部)