ドジャースのジャンセンが華麗な“背面キャッチ”で併殺を完成させる

　米大リーグ、ドジャースの守護神、ケンリー・ジャンセンが軽やかなフィールディングで魅せた。28日（日本時間29日）のレンジャーズ戦。打者の打球を巧みな背面キャッチで捌き、併殺を完成させた。MLBは公式インスタグラムで一部始終を動画で公開。「グレート」「信じられない」とファンを驚かせている。

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　投手は投げ終われば9人目の野手。ジャンセンがそれを体現した。6点リードの9回裏のマウンドに上がったジャンセン。しかし2点を失い、なお1死一、二塁のピンチだった。ここで打席に迎えたのは秋信守。初球の高めへのカットボールでバットをへし折ったが、打球は投げ終わりの自身を襲った。次の瞬間だ。

　背中越しに左手のグラブを差し出し、ボールを捕球するとすぐに二塁へ転送。そして一塁へ送られ、ダブルプレーを完成させたのだ。

　ジャンセンの華麗なプレーを、MLBは「あなたの思いつきかい？」と題して公開。ファンからはその反応に称賛と驚愕の声が上がっている。

「幸運だね」
「ドジャースファンではないがこれは良いプレーだ」
「素晴らしい」
「グレート」
「クレイジーだ」
「さりげないプレーだね」
「これはワイルドだ」
「信じられない」

　昨年は41セーブを挙げ、セーブ王に輝いたMLB屈指の守護神だが、故障者リスト（DL）からの復帰後、失点が続いている。このプレーを浮上のきっかけにしてほしいところだ。